2015年2月に開通した、東京から金沢行きの北陸新幹線。以前に比べ観光客も増えたようだが、金沢旅行の楽しみのひとつとして『回転寿司』へ行く人は多いだろう。
のどぐろに白エビなど、金沢には多くの地物の海産物があるため筆者も楽しみに金沢の回転寿司へ行ったのだが……め、めっちゃ高い!
美味しいことは間違いないのだが、フツーに食って1人4000円弱行くのなんてザラ。正直回らなくていいんじゃねぇのこれ!? と思ってしまう店ばかりだったのである。
だが、探せばきっと地元の人が普段使いをする回転寿司だって存在するはず。話をよく聞く「かいおう」という100~180円ぐらいのお皿がメインの回転寿司はあるが、こちらは東京にもあるためわざわざ行く意味もそこまで無い。
しかし聞き込みを続けて行くと、やっぱり地元民が愛する回転寿司は存在した! その名も『廻るファミリーすし ポンポコ』。通称 “ポンポコ” である。
なんだか名前だけ聞くと100円回転寿司みたいにあまり本格派ではないイメージだが、実際に行ってみると確かに地元の人と思われる方たちでとてもにぎわっていた。
通常メニューを見ると2貫のお寿司はもっとも高いもので360円とリーズナブル。これなら安く済ますことも簡単だろう。今回はちょっと奮発して、のどぐろやばい貝などが入った5貫で700円の「日本海盛り」を頼んでみた。
数分後到着した日本海盛りは、炙られたのどぐろやブリの幼魚「ふくらぎ」に真鯛、ばい貝に真鯛と、日本海の幸が盛りだくさん! のどぐろもしっかり脂が乗った美味しいもので、これが700円とは非常に格安だ。
また、その他にもマグロのトロに匹敵する旨味と脂の「さわらトロ」も180円と安く、380円で7貫のサービス品も平日限定で提供されていたところを見ると、地元の人に愛されるのも当然の店だと感じた。
ちなみに最後に頼んだ360円のウニは正直値段相応だったため、ウニ大好きな人以外は あえて金沢観光に行った際に頼むほどではないかもしれない。
『ポンポコ』に行ったときのおススメの注文方法は、ホワイトボードやメニューに書かれた地の物を攻めること。きっと値段を気にせずお腹いっぱい食べても2000円前後で済むと思うので、石川県を訪れた際はぜひ寄ってみよう。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 廻るファミリー寿司 ぽんぽこ 桜田店
住所 石川県金沢市桜田町1丁目43番地
時間 11:00〜22:00
休日 要問い合わせ
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.