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【突撃】「W-1プロレス総合学院」に一日入門してきた / ロープワークも逆水平チョップもマジでハンパない!

2015年8月28日

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プロレスファンであれば、誰もが一度は「プロレスラーになる夢」を抱いたことがあるハズ。だが、実際に入門にこぎつけるのはごく一部、ましてやプロレスラーとしてデビューするのは、ごくごく一部の選ばれし人間だけである。だがしかし……。

あの天才、武藤敬司(むとう けいじ)率いるプロレス団体、WRESTLE-1(レッスルワン)が2015年10月に『プロレス総合学院』を開校し、さらに今なら第一期生を募集しているというではないか……。ななな、なんだってーーーーーーッ!?

・業界初のプロレス学校

『W-1プロレス総合学院』は、2015年10月に開校予定の「プロレス学校」である。かつて「新日本プロレス学校」という伝説のプロレス養成所はあったものの、実情はかなり厳しい審査があったため、門戸を一般にまで広げる『W-1プロレス総合学院』は業界初の試みだ。

その最大の特徴は、「現役プロレスラーの直接指導を6カ月間 受けられる」というもの。プロレスラーになるためには、厳しい体力テストをクリアし、新人として入門するのが普通だが、16歳以上の健康な人であれば、男女問わず『W-1プロレス総合学院』は受け入れてくれるという……。これはスゴいことだぞ!

これまで「プロレスラーになる夢」を抱きつつも、「どうやったらプロレスラーになれるのか?」が分からなかった人たちにとっては、朗報以外の何物でもない。ぜひトレーニングを受けてみたい! この際、“汗の池ができるほどのスクワット” でもいいですから!!

・あの近藤修司選手が直接教えてくれた!

そこで、ダメ元で「一日入門」のお願いをしてみたところ、まさかの即レスでOK! しかもベンチプレス220キロを挙げる超怪力 “キングコング” こと「近藤修司」選手と、クリスティアーノ・ロナウド風のイケメン「稲葉大樹」選手が直接指導してくれるというではないか! ……ってマジかよ!! こんなチャンス一生ないッ!!

というわけで、「中学生の頃、本当の父親は長州力だと思っていた」わたくしP.K.サンジュンと、「ブル中野が好きすぎてヌンチャクを手作りしていた」GO羽鳥の2名が、気合いのコスチュームに身を包み、『W-1プロレス総合学院』に一日入門! 気になる続きは2ページ目へGOだ!!

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

【突撃】「W-1プロレス総合学院」に一日入門してきた / ロープワークも逆水平チョップもマジでハンパない!(その2)

・お題は「ロックアップからの攻防」

一日入門当日、至近距離で見る近藤選手は超イカつい! 岩だよ、岩。だが人柄は穏やかそのもので、「今日はここまで出来るようになりましょう」と、稲葉選手とお題を実演してくれた。──それは、プロレスラーの基本中の基本ムーブ『ロックアップからの攻防』である。

簡単にいうと、「ロックアップ(組みつく)→ ヘッドロック(頭を締める)→ 首投げ → レッグシザース(足を使って返す)」という2人で行う流れだが、ぶっちゃけ絶対に無理でしょ、コレ! 今まで何度も見たことあるけど、自分が出来る気がまるでしない!!

・基礎トレーニングだけでも超キツイ

──が、まずは基礎トレーニングからスタート。スクワット50回、腕立て20回と15回、断崖腹筋20回、ブリッジ……などなど、あくまで素人2人に合わせたボリュームでトレーニングが進む。……それでもきついんですけど! ちなみに普段のプロレスラーはスクワット500回が最低らしいから、プロレスラーはマジ単なる超人である。

さらに、前転や後転などの器械運動や、受け身、さらにはオマケで「ロープワーク」まで体験させてもらうことに。GO羽鳥の絶望的なセンスの無さ動画を確認してもらうとして、初めて経験するロープワークはマジで痛い! ロープそのものがガチガチに硬く、ぶつかった衝撃だけで うずくまってしまうほどの激痛が走るのだ。

近藤選手と稲葉選手の丁寧な指導のおかげで、ヘロヘロながらも何とかサマになってきたロケットニュース24のプロレスオタク2名。果たして『ロックアップからの攻防』は成功したのか? 衝撃の結果は最終ページへ急げ!

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

【突撃】「W-1プロレス総合学院」に一日入門してきた / ロープワークも逆水平チョップもマジでハンパない!(最終ページ)

・親切で丁寧な指導の末に……!

近藤選手の説明はマジでわかりやすい。ロックアップ一つにしても、「なるほど!」 と納得がいく理屈を丁寧に教えてくれるのだ。自分ではわからなかったが、何度も繰り返すうちに、「いいよ。だいぶ良くなってる」という言葉を励みに『ロックアップからの攻防』を繰り返す2人。

スタートから約1時間、ようやく下手なりに『ロックアップからの攻防』が完成した! 一体どう仕上がったのか? 詳しくは動画を確認してほしい。

・逆水平チョップの威力は異常

また、オマケということで「逆水平チョップ」も受けさせてもらうことに。その結果は……一言でいうと大砲! 単なるバズーカ!! 普段チョップを使わない稲葉選手が、利き手じゃない左手から繰り出した一撃に、カメラマンのYoshio記者も含め、全員が吹っ飛んだ。マジでプロレスラーはすごいッス!!


今回は、プロレス総合学院で想定しているメニューの一部だけを体験させてもらったが、近藤選手いわく、「学校だからその人に合わせて指導します」ということであった。「老若男女問わず来てほしい」とも言っていたから、体力に自信がない人でも諦めることはない。

・迷わず門を叩け!

ちなみにこの日は、わたくしP.K.サンジュンの方が圧倒的に動けていたということであったが、初日はGO羽鳥のように絶望的にダメダメだった人が、とある団体ではトッププレイヤーとして活躍しているらしいから、プロレスは奥深い。

将来のスーパースターが生まれるかもしれない『W-1プロレス総合学院』では、現在 第一期生を絶賛募集中だ。詳細についてはホームページを確認してほしい。最後に近藤選手と稲葉選手、本当にありがとうございました! プロレス最高!! 

参照元:WRESTLE-1「プロレス総合学院」 、 近藤修司Twitter @kondo_shuji 、稲葉大樹Twitter @DAIKI55ww
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼括目せよ! これが「W-1プロレス総合学院一日入門」だ!!

▼こちらは予告編。

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