【神イベント】1000円でカントリーマアムを食べまくれる「カントリーマアム食べ尽くし祭」が凄すぎた！ プレゼントでマアム100袋GETした人も

2015年8月23日、すべてのカントリーマアマー（カントリーマアムを愛する人）が夢にまで見たイベントが開催された！　カントリーマアマーなら誰しもが一度は考えたことがあるはずだ。浴びるほどカントリーマアムを食べてみたい！　と。その夢が現実のものとなったのである。

その名も「カントリーマアム食べ尽くし祭 2015夏」、8月25日にカントリーマアム並びにホームパイがリニューアルされることを記念して、不二家直々に主催して開催されたこのイベントは、言うまでもなく大盛況！　参戦したすべてのカントリーマアマーたちの胃袋はカントリーマアムで満たされたのであるッ!!

・準備から潜入

カントリーマアマー第一人者を自負する私（佐藤）は、イベントの準備が行われている段階から、会場の東京・お台場「東京カルチャーカルチャー（運営：ニフティ株式会社）」に入り、記念すべきイベントの動向をつぶさに見守った。

・1人につき60個分、合計5400個

この日のために不二家は精鋭社員を集結させ、準備に当たったのである。何しろこのイベントのチケットは3分で完売しており、その狭き門をくぐり抜けてきた、筋金入りのカントリーマアマーが90人も集結するのである。カントリーマアムの食べ尽くしとはいえ、本当に食べ尽くす事態になれば、マアマーの怒りを買う可能性も否めない。カントリーマアムを求めて、興奮したマアマーたちが街に解き放たれる危険も考えられる。

そこで不二家は、ホームパイを含む10種の商品を、仮に1人6つずつ食べても間に合うだけの量を投入したのだ。つまり1人60個食べれば完食ということになる。さすがのマアマーでも60個のカントリーマアム・ホームパイを食べることは難しいに違いない。

・開場前から入口に行列

イベント準備の9割はカントリーマアム・ホームパイの陳列と、お土産の袋詰めに当てられた。そして迎えた開場時間5分前、外を見るとすでにマアマーたちが行列をなしているではないか！　さすがだ、さすがである!!　カントリーマアムを食べ尽くさんとするマアマーたちは、さしずめ血に飢えた野獣といったところか……。

・マアムに並ぶマアマーたち

実は今回のイベント、初めて会場に来るという人がほとんどで、入場したもののしばらくマアマーたちは席に着いたままで、陳列された大量のカントリーマアムを前にしてジッとしていた。どうやら仕組みがわからなかったようだが、1人がカントリーマアムに手を付け始めると、1人また1人と商品を手に取り始め、最後は会場内にも長い列ができてしまった。おっと！　これは本当に食べ尽くす勢いか!?

・紐解かれたマアムの歴史

さて、イベントがスタート。前半はイベントプロデューサーのテリー植田さんが司会を務め、不二家カントリーマアム担当の岡部桂子さんはカントリーマアムの歴史を丁寧に語っていた。マアマーたちはカントリーマアムに夢中かと思いきや、興味深そうに愛するカントリーマアムの歴史に耳を傾けていたのである。

・カントリーマアム、ホームパイのためにブレンドされたコーヒー

そして中盤には、2014年バリスタ世界一に輝いた井崎英典さん（丸山珈琲）がカントリーマアムとホームパイのためにブレンドしたコーヒーが振舞われ、特別なコーヒーを飲みつつ商品に舌鼓を打ったのだ。まさかコーヒーとの組み合わせで、さらに美味しく食べられるとは！　この発見にマアマーたちも感動を禁じ得なかった様子。

・カントリーマアマー認定制度を提案

実は今回のイベント、私も出演者のひとりだった。当然ながらカントリーマアマーの代表として登壇した訳だが、私からはカントリーマアマーの未来について語った。それはぜひとも不二家に「カントリーマアマー認定制度」を作って欲しいということ。会員番号付きのカードを発行して頂くと共に、カントリーマアマー専用サイトを設けて頂き、そこで新商品の案内やイベントの告知などを行って欲しいと提案した。

はたしてこれが受け入れられるかどうか不明なのだが、私の提案に来場した90人のカントリーマアマーから拍手をもらうことができた。これはカントリーマアマーの未来は明るいぞ！

・カントリーマアム100袋プレゼント！

このイベントの山場は、最後に用意されていた。それはカントリーマアムトリビアクイズ、全問正解者にはなんとカントリーマアム100袋プレゼント！　マジかよ、大富豪じゃねえか!!　この先当分カントリーマアムに困ることがないこのプレゼント、見事ゲットしたのは1人の女性だった。彼女はその昔、兄とカントリーマアムのバニラの取り合いをしていたそうだ。100袋もあったら取り合いにならずに済む。それにしてもうらやましい!!

・膨大なマアムを食べ尽くすには至らなかった……

という訳で盛りだくさんの内容は盛況のうちに幕を閉じた。来場したカントリーマアマーはカントリーマアムで腹いっぱいになると共に、お土産カントリーマアムを持ち帰ったのである。幸か不幸か、90人のカントリーマアマーをもってしても、用意されたカントリーマアムを食べ尽くすには至らなかった。食べ足りなくて暴動が起きなくてよかったが、「食べ尽くしイベント」でありながら、食べ尽くせなかったのである。

今回は不二家の勝利、次回はカントリーマアマーがカントリーマアムを駆逐できるように、次回参加を誓っているカントリーマアマーたちは日々のカントリーマアミングを怠ることなく、その時を待たれよッ!!

Report：佐藤英典
Photo：Rocketnews24