当人たちや関係者以外は気付きにくいが、そろそろ就職活動のピークを迎えるシーズンである。希望する企業に就職するため、就活生たちは緊張感を持って生活していることだろう。
就職にあたり、絶対にクリアしなければいけない関門に「面接」がある。せっかく書類選考を通っても、面接官と真正面から向き合う面接を通らなければ、就職には至らないのだ。そこで今回は「人生で一度も面接で落ちたことがない達人」が、面接におけるコツを伝授するぞ!
・面接の達人
まず、面接の達人とは……ズバリ! わたくしP.K.サンジュンである!! 筆者はこれまでの人生で、アルバイトや就職など、面接にまで持ち込んだら一度も落ちたことがない。かつてテレビ番組のオーディションにも出向いたが、1/100くらいの確率を余裕でくぐり抜けた。
筆者は「面接をする側」にも回った経験があるから、おそらく的外れな意見でもないだろう。今回は4つのポイントに絞ってお伝えするので、就活生の参考になれば幸いだ。
・極意その1:「ハキハキ元気よく」
面接は人柄を見る場所でもあると考えれば「覇気がない人」よりは、「ハキハキして元気がいい人」を採用するに決まっている。特に年齢が若い場合は、フレッシュさをアピールすればいい。ただし、わざとらしいのは馬鹿っぽく見えるから、やりすぎは注意だ。
・極意その2:「笑みを絶やさない」
「緊張してどんな顔をすればいいかわからない」という人も多いハズ。そんなときは、思い切ってニコニコしよう。筆者の場合、「緊張してないの?」と聞かれたら、「緊張するとニヤけちゃうんです」と言う。ムスッとしているよりは、笑顔の方が印象はいい。
・極意その3:「基本は即レス」
面接官からの質問には、1と2を踏まえ、ハキハキと元気よく、笑顔で即レスしよう。予想していなかった質問をされたとしても、まずは「ハイ!」と答えることが肝心だ。
ちなみに、答えに詰まった場合、筆者ならダラダラ伸ばさない。正直に「考えたこともなかったです。今すぐ答えは出せませんが、あとでじっくり考えてみます」と爽やかに言う。100点の答えが出せないなら、それ以外のポイント、例えば「機転がきく」ところなどをアピールしよう。
余談だが、最高に機転が効く筆者の友人は、大学の面接の際、「珍しい名字だね。さては○○教授のご親戚?」と聞かれたそうだ。実際は赤の他人だったにもかかわらず、彼は「……と、聞いております」と答えたらしい。もちろん結果は合格であった。
・極意その4:「意気込みすぎない」
緊張しすぎて普段の力が出せないのは もったいない。緊張する気持ちはわかるが、「落ちても命まで取られるわけじゃないし」くらいの気持ちでいよう。また、情熱的すぎて面接官が引いてしまう場合もある。
先述した友人ではない別の友人は、どうしても就職したい企業の面接の際、「自分を表現するものを持参すること」とのお題に、ダンボール製のダイナマイトを持って行ったらしい。「爆発するほど頑張ります」という意味だったらしいが、当然不合格であった。意気込みすぎても、いい結果にはならない。
……と、筆者にとっては基本ばかりであるが、基本が一番大切だということだろう。また、自分を大きく見せても、面接官たちにはバレてしまうことが多い。真摯に正直に面接と向き合うことも大切だ。就活生のみんな……ガンバッテネーーーーッ!
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.