お~い、肉ーッ! 好きだー!! 大好きだーーーッ! 俺は肉が大好きだーッ!! という肉好きの皆さん、お待たせしました。帰ってきたぞ、あのイベントが。今年もやって来てたぞ、「和牛万博」という名の肉の楽園がッ!
2014年8月21日に開催された和牛万博がちょうど1年を経て、前回と同じ東京・新宿大久保公園に帰ってきた。開催初日に会場に足を運んでみると、公園入口には肉好きが集結していた。夏の盛りは過ぎたけど、ウマい肉をたらふく食おうゼッ!!
・2回目の開催
このイベントは昨年に続いて2回目、2015年8月20日から30日までの日程で開催されている。牛肉料理に有名店が一同に集結し、牛肉の美味しさを余すところなく提供する夢のようなイベントだ。肉好きを自負する私(佐藤)は、昨年同様に開場時間前に現地に到着して、入り口の門が開くその時を待った。
・券売機が1台しか稼働していない……
よ~し! 気合入れて食うぞ~ッ!! と思ったのだが、開場早々にちょっと残念なハプニング勃発。会場に設置されている券売機4台のうち3台が動かないとのこと。つまり1台の券売機しか稼働していなかった。すぐ食いたい! 早く食いたい!! そう思っているのに、食券を購入できない……。初日なのにとても残念だ。仕方なく待つことに……。
・食券の仕組みをどうにかして欲しい
ちなみに食券は1枚300円。食べたい商品に合わせて必要枚数を購入することになる。昨年も同じことを思ったのだが、この券売機が結構わずらわしくて、まとめ買いをしても1枚ずつしか食券を発券してくれない。10枚つづりとかを販売すれば、券を買う時間を短縮できるというのに。ただでさえ他の券売機が使えないのだがら、時間がかかって仕方がない。
・和牛ステーキを食らう!
食う気満々だったのに、食券を買えた頃にはいくぶん意気消沈……。気を取り直してお目当ての肉を購入することにした。私が注目したのは、「ポンド ステーキハウス」の1ポンドステーキ(4800円)。そして「でですけ」の和牛ステーキ150グラム(1500円)。肉々しい肉を食らいたいということでこのチョイス。
2つ合わせて料金6300円。これを1枚300円21枚で支払うのはちょっと面倒だった。やっぱりこの食券システムは改善した方が良いように思う。
・美しき肉
さて、ようやく肉食える! ということで、購入した肉を改めて眺めてみる。何とも美しい焼き色、そしてほど良く残った赤身もまた輝いて見える。ずっと見ていられる。もうずーーーっと見ていてても飽きない。できることなら、この肉を額縁に入れて飾っておきたいくらいだ。これほど美意識をくすぐる光景がこの世にあるだろうか?
・芳しき肉
そして芳しい肉の香り。もしも神様がいて、人間に嗅覚をもたらした理由があるとしたら、それは肉の香りをかぐためだ。狩猟の時代からウマい肉をかぎ分けるために、嗅覚が備えられた。私はそう考えたい。なぜなら匂っているだけで心地良くなれるからだ。スーーーッと匂いを嗅ぐと思わずハイになる!
・ウマしであるッ!!
美しい肉、香しい肉を口のなかに放り込む。一口噛むと肉汁の洪水、口のなかに溢れかえるほどの旨みが広がる。そして、舌から喉を通り、胃袋めがけて肉・肉汁が突き進むにしたがって、身体が「幸せである」と絶叫しているようにさえ感じてくるのだ。何だ、この心を奥底から揺さぶるような興奮は!? ウマし! ウマしであるッ!
・行列覚悟
今回一番人気になりそうなお店は、吉祥寺の肉山ではないだろうか。初日で会場は比較的空いていたのだが、そんな状況でも店舗前には行列ができていた。週末行く予定の方は行列覚悟でトライして欲しい。
・イベント情報
名称 和牛万博
会場 大久保公園(東京都新宿区歌舞伎町2-43)
会期 2015年8月20日~8月30日
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24