親が達成できなかった夢を子供に託すケースで、一番多いのが音楽とスポーツではないだろうか。個人的に、バンドで有名になれなかったがために、息子にギターの猛特訓をさせるパパが周りにやたらと多いので、そんなことを思ってしまった次第だ。
そして、これから紹介する動画「2 year old playing Bulls on Parade on Guitar Hero…..the music takes over」に登場するボクちゃんも、きっとパパに洗脳されたクチに違いない。というのも、ハイボルテージなロックにノせて ‟ヘッドバンギングしまくる2歳児” が、まるで筋金入りロッカーのようなのだ!
・ギターヒーローで2歳児が渾身のパフォーマンス!
再生回数が450万回に迫る勢いの動画で、音楽ゲーム「ギターヒーロー」でかかっている曲は、米ロックバンド、‟レイジ” ことレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの代表曲「Bulls On Parade」だ!
余談だが、筆者も大好きな90年代を代表するバンドで、政治メッセージ色が強い炸裂ラップが冴える同曲は、ライブでモッシュとダイブの嵐が巻き起こるお約束ナンバーである。そんな爆裂ソングに合わせて、ゲーム用ギターを抱えた2歳児が渾身のパフォーマンスを披露!!
・動きがホンマ物のギタリスト!!
まるで同バンドの名ギタリスト、トム・モレロが乗り移ったかのようにギターのネックを振り回し、ギタリストが激しいソロを弾く時に見せる ‟あの険しい表情” を顔に浮かべている! 曲に合わせて「YEAR!!」と叫んだかと思えば、ノリッノリでヘッドバンギングをし始めて、動きがホンマ物のロッカーそのものなのだ!
・弟もお兄ちゃんの ‟ロックごっこ” に参戦
2歳児に気を取られていると、何やら背後にいた赤ちゃんまで、ソファに立て掛けられたアコースティックギターに接近。ギターの弦を弾いたら、今度はドラムスティックを握ってお兄ちゃんと参戦。レイジの曲にノって一緒にロッカーごっこに興じ、ナカナカのコンビぶりを見せていた。
もう少し大きくなったらギターヒーローではなく、本物のギターでコード練習が始まるのが目に浮かぶようだ。それにしても、レイジの曲は放送禁止用語がテンコ盛りなので、「言葉が分かり始める2歳児に聞かせたらダメでしょう~」と思わずにはいられなかった。