ロケットニュース24

【懐かしのゲームレビュー】最終ステージが鬼の難易度! コンテニューなしのシビアすぎるシューティングゲーム!! タイトー『ダライアスツイン』

2015年6月3日

IMG_7849

誰もが夢中になって遊んだ! でも今では忘れられてしまった!! そんなゲームを紹介するのがこの企画「懐かしのゲームレビュー」のコーナーだ。今回はタイトーから発売されていたスーパーファミコン用ソフト『ダライアスツイン』である。

このソフトは今から24年前の1991年に発売されたシューティングゲームだ。スーパーファミコンのスペックを活かした良質なグラフィックと、初心者でも入りやすい手軽な操作性で人気を博したのだが……。最終ステージが鬼レベルに難しく、しかもコンテニューは一切なしというシビアな一面を持っていた。

・スーファミの性能に感動

ゲームの概要としては横スクロールのシューティングゲームである。スーパーファミコンがリリースされてから間もなく発売されたソフトで、当時の子供たちは「スーパーファミコンめっちゃキレイ!」と、まずはその圧倒的なグラフィックの美しさに感動した。

特に各ステージのボスは、魚介類をテーマにした敵が登場し、その鮮やかさはファミコンの比ではなく、「時代が変わった」と感じずにはいられないクオリティであったといえる。まだスーパーファミコンを持っていない子供たちは、必死に「スーファミ買って!」と親に頼み込んだことは言うまでもない。

・入りやすいゲームだが……

ゲーム自体は、タイトーがアーケードゲームで展開していた「ダライアスシリーズ」の派生形ということもあり、安定したクオリティを誇っていた。そこまで高くない難易度、オーソドックスなシステムなど、初めてでもそれなりに遊べるシューティングゲームだったといえるだろう。だがしかし……。

最終ステージまでは比較的サクサクと進めるものの、なぜか最終ステージだけは「違うゲームになっちゃった?」かと思うほど、難易度は鬼レベル。次々と減るライフに当時の子供たちは呆然とし、コンテニューなしという現実に「世の中そんなに上手くいかない」という真理を叩きこまれた。

当時それなりにヒットし出荷数が多いゲームだったので、今でも中古ショップなどで格安で手に入るソフトである。クリアは難しいが、何時間かは無邪気に遊べるゲームなので「久々にスーファミやりたいな」という人にはオススメできる。ただし、先述したとおりクリアはハンパなく難しいぞ。

・今回プレイしたゲーム
タイトル:ダライアスツイン
発売元:タイトー
購入価格:250円
評価:☆☆☆☆☆☆☆★★★
一言コメント:「数時間は無邪気に遊べるシューティングゲーム。ただし、クリアは相当難しい」

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼第1ステージ。はいはい、こんな空の面でしたね。

▼そうそう、魚介系のボスでした。

▼結構サクサク進める。

▼当時はグラフィックの美しさに感動した。

▼「アイテムでパワーアップ」などのオーソドックスなシステムも入りやすかった。

▼イカ出た! 久々なのでここで死んでしまった。

▼プレイ動画を発見!

▼数時間は楽しく遊べるぞ! しかも安いから久々にスーファミをやる人にはオススメだ。

モバイルバージョンを終了