夢と魔法でみんなに元気をくれる「ディズニー」! ディズニーキャラのヒーローはもちろんミッキー。そして、そのゆかいな仲間と言えば、ミニーにドナルド、そしてグーフィーだ。
グーフィーは、おとぼけキャラなせいか、なんとなく影が薄くなりがちだが、名前を中国語にすると、他のキャラと比べてひときわカッコよくなるのだ。「高飛」と書いてグーフィー。「高」に「飛」と書いてグーフィーなのである!
「米奇(ミッキー)」、「唐老鴨(ドナルド)」と不思議な字面が並ぶなか、「高飛」だけ人名のようである。なんだか『三国志』の張飛みたいでカッコイイなぁ!
さて、そんな「高飛」はどう読むのかというと、あえてカタカナで書くなら “ガオフェイ” だ。ガオフェイ、ガーフェイ、ガーフェー、グーフェー……グーフィ!! 確かにグーフィーだ! 音をとりつつ、人名っぽい漢字をあてたのね。なるほど、なるほど、はいはいはい!!
念のため、東京ディズニーリゾート公式サイトで調べたところ、アトラクション「グーフィーのペイントハウス」は中国語で「高飛遊漆屋」と書いてあったので間違いない! グーフィーは高飛だ!!
ところで話は変わるが、2016年には中国・上海ディズニーランドがオープンする。中国が誇る愛と涙と歴史のエンターテイメントと言えば『三国志』。ああ、ディズニー映画で『三国志』が見てみたいと思うのは私だけだろうか?
もしそれがミッキーとゆかいな仲間がキャスティングされるなら……劉備や諸葛亮孔明あたりはミッキーに譲るとして、少々キャラを無視するが、グーフィーこそ馬超のかぶとが似合う男だと思う。間違いない。
参考リンク:東京ディズニーリゾート(中国語)
執筆・絵:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.