グラグラグラ。あなたは “乳歯” から “永久歯” へと生え変わった時代を、今でも覚えているだろうか? 1本1本と歯がグラグラしだすあの感触。気になりすぎて、舌で歯を触り続ける数日間。そして歯茎から歯が離れる瞬間……。
怖いけれどちょっと嬉しい「大人の階段をのぼる」儀式だが、今回ご紹介する動画のように歯を抜いたら、もっと思い出深い体験になったはずだ。なぜなら、1羽のオウムが乳歯を抜いてくれるからである!
・オウム歯医者さん
動画『Parrot pulls my tooth』には、1人の少年と1羽のオウムが登場する。肩にオウムをのせ、口を大きく開く少年。するとオウムが少年の歯を突っつき始めるのだ。
パッと見では分かりづらいが、少年はグラグラした乳歯をオウムに抜かせようとしているらしい……。目標の歯を何度もついばむオウム。撮影担当の友人は、「もう取れた?」「見てられないよー」とソワソワびくびく。一方の動画の少年は「まだー」と余裕な感じだ。
・友人「気持ちワリーーーー!」
そして30秒過ぎ、カチャカチャという音と共にオウムが歯を抜いた! クチバシには歯らしきものがくわえられている!! 「気持ちワリー」と叫ぶ友人。うん、君の気持ち、なんとなく分かるよ。手放しで「素敵!」と叫べるような光景じゃないね……。
ネット上でも「オウムが、人間の血の味を覚えちまったじゃないか!」「どうやって抜ける歯が分かるの?」など様々な声が聞かれたぞ。
オウムが抜いた歯はこれで5本目だというが、動物とのキスには感染症の危険性もある。ということで、このオウムの “歯医者さんごっこ” は、少年の両親から禁止命令が出されたのだった。
参照元:YouTube、kidspot(英語)
執筆:小千谷サチ
▼少年もオウムも慣れている様子だ