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動物のなかには、外敵から身を守るために体色を変えてカモフラージュしたり、ハリネズミや亀のように針や甲羅で体を防護するものもいる。

そんななかでも、外敵が近づいたり襲われた時、四肢や胴体を鎧(よろい)のような帯甲に引っ込めてしまうアルマジロは、天下無敵のように見える。それを証明するかのごとく、中世の騎士のように鎧を身にまとったアルマジロは、銃弾すら受けつけないようなのだ。

というのも、ある男性がアルマジロを銃で撃ったところ、なんと銃弾が跳ね返って彼の義母に命中してしまったというのだ!!

・アルマジロを撃ったら銃弾が跳ね返った!

路上で見かけたアルマジロを狙って9ミリ拳銃を発射したのは、米ジョージア州のリー郡で、保安官代理として勤務するラリー・マックエロイさん54歳だ。

だが、保安官代理が予想だにしなかった事態が待ち受けていた。弾はアルマジロに命中したものの衝撃で跳ね返り、なんとあらぬ方向へ飛んで行ったのだ! アルマジロの帯甲が、銃弾をも弾き返してしまうほど硬いとは驚きである。

・跳ね返りまくった銃弾が義母に命中!!

こうして、アルマジロが跳ね返した銃弾はフェンスへ向けて飛んで行き、そこでまた弾き返った弾が、今度はトレーラーハウスの裏口を突き破った! そして、運悪くトレーラーハウスの椅子にのんびり腰をかけていたのが、保安官代理の義母キャロルさんだ。

アルマジロから始まり、数回色んな場所で跳ね返りまくった銃弾は、あろうことか椅子を突き抜けて、キャロルさんの背中に命中してしまったのである!!

・アルマジロを撃つことは住民に奨励されている

キャロルさんはとんでもない目に遭ってしまったが、すぐに病院に搬送されて治療を受け、完全回復が見込まれている。同州では、アルマジロを撃ち殺したり、罠を仕掛けて捕らえることが住民に奨励されているとのこと。

ちなみに、ラリーさんが撃ったアルマジロは、撃たれた衝撃で死んでしまったという。事故とはいえ義母を撃った件で、保安官代理が罪に問われるかどうかは明らかになっていないそうだ。

アルマジロ騒動の前、保安官代理とキャロルさんの関係が良好だったのかどうか分からないが、実母ではなく義理の母親とはなんだか微妙である。来月の母の日は、義母のためにしっかりお祝いしてあげたほうが良さそうだ。

参照元:YouTubeMetroFOX12(英語)
執筆:Nekolas

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