サッカー漫画の金字塔といえば、もちろん『キャプテン翼』。連載開始から30年経った今でもその人気は健在で、世界中の選手だけではなく、サッカー少年たちのバイブルである。
そしてロケットニュース24では、原作を彷彿(ほうふつ)とさせるシーンをお伝えしてきたが、この度海外サッカーで必殺技「反動蹴速迅砲(はんどうしゅうそくじんほう)」が炸裂したのでお伝えしたい。その様子は、動画「Striker makes dream debut as Spiders defeat Montrose」で確認可能だ!
・反動蹴速迅砲とは
まずは改めて反動蹴速迅砲について説明したい。同必殺技は、中国の FW 肖俊光の必殺シュートで、相手が蹴ったボールを正面から蹴り返し、威力を倍増。相手のボールが強力であると、ボールは龍へと変貌するというなんとも恐ろしい技だ。
・スコットランドの試合で炸裂
そんな「反動蹴速迅砲」は、2015年2月7日にスコットランドで行われたクイーンズパーク(白) vs モントローズ(黄)の試合で実現した。2点のリードを許したモントローズは、高い位置からプレッシャーをかけていく。
……すると、相手のトラップミスからルーズボールが生まれ、両者が同時にボールを蹴り合う展開へ。そしてわずかにクイーンズパーク DF が先に蹴るが、モントローズ FW も即座にキック! その結果、ボールは弧を描き、ゴールへと吸い込まれてしまうのである!!
・倍加なしでもお見事
残念ながら威力は倍加していないものの、偶然としても見事なゴールであった。ちなみに試合は4−1でクイーンズパークが勝利しており、モントローズは「反動蹴速迅砲」の1点だけに抑えられている。