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今の世「平成」の外食産業といえば、やはりファミレスやファーストフードだろう。では、「昭和」は? 昭和生まれの私(筆者)はズバリ洋食屋さんだと答えたい。

駅近のチェーン展開されたお店も美味しいし便利だが、洋食屋さんでしか味わえない素朴で懐かしい美味しさがあるのも確か。HPすら持たず、腕と口コミのみで営業を続けるお店も多数。

今回オススメしたいのも、まさにそんな洋食屋さんの、昔ながらでオーソドックスなハンバーグだ!

・大山の洋食屋さん『レストラン オオタニ』

東武東上線の池袋から下ること3駅。大山駅から徒歩およそ7〜8分の川越街道沿いにある、レトロで洋風な二階建てのお店が『レストラン オオタニ』だ。創業は1965年とのことで、50年の歴史がある立派な老舗レストラン……すなわち『洋食屋さん』!

・メニューはまさに「昭和のごちそう」

ここ「レストラン オオタニ」通称オオタニのメニューは、子供の頃「ごちそうといえば?」と聞かれ真っ先に答えたような料理が網羅(もうら)されている。カレー! オムライス! ナポリタン! エビフライ! ハンバーグ! ……そう、ハンバーグ。ハンバーグがとっても美味しいのだ‼︎

・アツアツの鉄板に乗った絵に描いたようなハンバーグ

オオタニのハンバーグは、まさに絵に描いたような典型的なハンバーグ。ポテトにコーン、いんげん……と、彩りもバッチリな添えものと一緒に、アツアツの鉄板に乗せられて運ばれてくる。

・手作りのウマさ

どこからどう見ても普通の美味しそうなハンバーグ。そしてパクリと口に運ぶと……んんんっマぁ〜イッ‼︎ 期待通りのウマさなのだ! やわらかい。とにかくやわらかい。

邪魔する味がなく、肉や玉ねぎの旨味が詰まったハンバーグ。スパイスも効いていて、ただ肉と玉ねぎを混ぜただけでは出せない味なのだ!
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この、「期待通りのウマさ」というのが、今の時代なかなか出会えるものでないと私は思う。メニューの写真は白い湯気が立ち込め、鮮やかで美味しそうなのに……いざ運ばれてきた料理はなんだか質素な見た目と味わいだった。なんてことはないだろうか?

オオタニのハンバーグはそんな経験のある人に是非食べていただきたい。手間暇かけた手作りの「深い味わい」で、期待通り美味しいハンバーグなのだ。

・ウマイのはハンバーグだけじゃない

併せて、オオタニならではのメニューも紹介したい。それは私も幼少期からずっと大好きな「肉入りスパゲッティー」だ!
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これはかなり濃い味付けで、甘口醤油ガーリック味のスパゲッティ。玉ねぎの旨味と甘味が効いていて、子供も大好きな味付けだ。セットのキャベツサラダがぴったりの組み合わせ。
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このサラダ、マヨネーズで和えているはずなのに、マヨネーズ特有の酸味がなく、とってもクリーミーでマイルド。お店の人に聞いたところ、和えているのは自家製のマヨネーズだそう。単品でのオーダーも可能なので、オオタニに訪れるのならこちらもオススメしたい。

・時代に左右されない味とスタイル

このオオタニ、幼少期からの馴染みのお店だが……私の知る限り、マスターも店員さんも20年近く変わっていない。もちろん味もだ。平成になり時代は大きく変わったが、オオタニは変わらない。

ここに来ると、美味しいゴハンだけでなく、昭和の懐かしさを感じることができる、そんな洋食屋さんなのだ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 レストラン オオタニ
住所 東京都板橋区熊野町47-8
時間 10:00〜23:30
休日 年末年始

執筆:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

▼洋食屋さんに来たらやっぱりコレ。完全にバナナ!「バナナジュース」
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▼昔ながらのきめの粗い生クリームと、王道のバニラアイスが乗った「マスカットゼリー」
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▼見事にゼラチン質でブリンブリン! 宝石のよう……!
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▼王道の「昭和のごちそうリスト」が並ぶメニュー表
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▼なんでもあるぞ。
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▼頼んだのはハンバーグ(玉子)1000円!
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▼これぞ!「ハンバーグ」‼︎
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