秋の深まりを感じ始めたと思ったら、すでに冬の呼び声が聞こえてきている。もうすぐ冬到来。朝夕はすっかり寒くなって、暖房のお世話になっているという人も少なくないはずだ。グッと冷え込みが厳しくなると紅葉も見ごろを迎える。ここのところ天候はあまり芳しくないのだが、晴れたらカメラを携えて、景色の良い場所へと出かけるのもいい。
・御苑はこれから
東京・新宿御苑では、これから見ごろになるのではないだろうか。私(記者)は仕事の合間を見て、カメラを携えて御苑へと赴いた。園内には家族連れやカップル、外国人の姿も多く見受けられ、週末には大勢の人が詰めかけるのではないかと思われる。
・カエデ、イチョウは盛り
木々の色づきは6~7割といったところだろうか。カエデやイチョウは赤や黄色に染まっており、あと数日程度でその美しい盛りを過ぎようとしている。その一方で、まだまだ色づき始めてもいない木々も多く見受けられた。これから12月初旬までは、紅葉を楽しむことができるのではないだろうか。
・散策路のイチョウが一番いい
ちなみにイチョウを見るのなら、園内ではなく、散策路(玉川上水 内藤新宿分水 散歩道)が良いかもしれない。甲州街道沿いに大きなイチョウの木があり、空一面が黄色く染まったかのように、美しい色づきを見せている。そして足元には黄色の落ち葉が敷き詰められており、その周辺だけが別世界のように輝かしく見えるのだ。
その様子はまるで、金色のカーテンと落ち葉のじゅうたんのようである。イチョウを楽しむならここが一番いいと、言っても良いだろう。1年のうちで今しか楽しむことができない景色を、堪能してはいかがだろうか。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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