戦国大名・武田信玄の軍旗に記されたとされる「風林火山」。それぞれのフレーズはどれも響きがよく、現代でも例えとして使われることが多い。その中でも「動かざること山のごとし」は堂々としていて実にかっこいい。
これは少々のことで動じないという意味なのだが、なんとロシアにはギャングの襲撃に居合わせるも「動かざること山のごとし」を遂行した男がいた。そんな正気か疑いたくなる様子は動画「Just another day in Russia」で確認できるぞ!
・レストランを襲撃するギャング
動画はレストランの防犯カメラが撮影したもので、客数人が食事をしている姿が収録されている。至って普通の光景だが、手前のテーブルに座っている男性に注目して事の成り行きを見守っていただきたい。
・修羅場と化すレストラン
どこにでもあるような光景が一気に修羅場と化すのはその後だ。突如、ギャング団がレストランを襲撃し、ワラワラと店になだれ込んでくるのである。その数、ざっと40人といったところだろうか。
中には銃を所持しているギャングの姿もあり、マジでヤバい現場ということがわかる。一刻も早く立ち去りたいと誰もが思う光景であり、現にクモの子を散らしたように逃げる人の姿も確認できるぞ。
・まったく動揺しない男
ところが! 手前のテーブルに座っている男性は動揺ゼロ。ずっと座ったままギャングたちを観察し、挙げ句の果てには酒をうまそうに飲んでいるではないか! ど、どこからそんな余裕が生まれるんだっ……!!
動画を見る限り、事なきを得たようだが、危ない橋を平気で渡ってしまう肝っ玉のでかさはさすがロシア男児といったところ。まさに「おそロシア」を実感できる内容となっている。