自宅の軒下や庭の木に出来た大きなハチの巣は、自分で勝手に対処せずに専門業者に頼むのが無難である。ハチの大群に襲われでもしたら、それこそ命を落としかねないからだ。
だが、なかには独自の撃退法でハチの巣を駆除しようとするチャレンジャーもいるようである。そんな動画「How to terminate hornets and wasps」は、なんとホースで放水して巣に対抗しようというのだ!! 他にも火炎放射器で撃退する、かなりワイルドな方法もあるぞ!
・巨大なハチの巣をホースで駆除できるのか!?
自宅の軒先にぶら下がっているハチの巣をホースで駆除しようと試みたのは、リチャード・リーチさんだ。動画を見ると、巣の大きさは50センチはあろうかというほど巨大に見える。
彼が「それでは、お楽しみの開始だ」とつぶやくと、おもむろに庭のホースで巣に向けて水を発射し出した。1.5~3メートルの距離から放つホースのモードは噴霧で、まるで消防車のホースで鎮火しているかのようなスゴい勢いである!
・巣が泥状態になって崩壊!
リチャードさんが放水し続けると、ハチの巣は泥のような状態になってどんどん崩れ落ちていく。見る見るうちに巣の中があらわになり、ハチが大群になって逃げ出して来る様子はまったくない。
・残党組のハチはラケットで撃退
そして、わずか1分ほどで巣は完全に軒下から影も形もなくなり、放水を免れた数匹の残党が飛んでいるぐらいだった。最後の仕上げに、彼は飛んでいるハチをバトミントンのラケットで叩き落して撃退! 余りにも手早い駆除っぷりに唖然としてしまったが、なんだかハチが少し可哀想になってしまった。
・火炎放射器でも撃退できるのか!?
次に紹介する動画は、火炎放射器でハチの巣を駆除する方法だ。火炎放射器といっても、オイル缶からスプレーした油にチャッカマンで火をつけるだけの自家製である。
こちらの男性は、茂みの中にあるハチの巣に目掛けて火炎放射器で点火! あっという間に猛烈な勢いで炎に包まれた巣は、20秒ほどで真っ黒焦げに!! 中から飛び出してくるハチの姿もなく、完全に全滅してしまったようである。ちなみに中国の軍は本物の火炎放射器を使って蜂を退治しているもよう。効果だけはオリガミつきかもしれない。
しかし、木や茂みにできている巣に点火したら、火が燃え広がって山火事の原因になり得ることもある。動画で成功しているからといって、放水や火炎放射器で駆除できるとは限らないので、読者の皆様は絶対に真似しないようにして頂きたい。