【ハロウィン】海外通販サイトに出品している「エボラ出血熱防護服コスチューム」が不謹慎と物議

10月31日はハロウィンである。すでにコスチュームを用意している人や、25・26日の週末に仮装イベントに参加したという人もいるかもしれない。日本では年々盛り上がりを見せているイベントなのだが、海外では違う意味で注目を集めているようだ。

ある通販サイトが特殊な衣装をネット上に公開して販売開始したところ、不謹慎ではないかと見られているようだ。その衣装とは、エボラ出血熱の感染をふせぐ防護服のコスプレである。これでもし街を歩けば、混乱を招く可能性も否めないだろう。

・「今年もっとも流行る」コスチューム

この奇抜なコスチュームの販売を行っているのは、海外通販サイトの「brandsonsale.com」である。商品説明を見ると、「このコスチュームは文字通り、今年もっとも“流行る”コスチュームです」と、感染の蔓延を揶揄するような表現が含まれている。

・販売価格は約8600円

商品は、フェイスシールドとマスク、白いツナギ、ラテックスのゴム手袋がついており、ブーツはついていない。販売価格は79.99ドル（約8600円）となっている。この商品について、海外では不謹慎ではないかとの指摘があるようである。感染者が1万人を超え、流行抑制に向けて予断を許さない状況だけに、不快に感じる人も少なくないだろう。

・不謹慎との指摘も納得

また米ニューヨーク州でも感染が確認されており、爆発的な蔓延も懸念されている。ハロウィンとはいえ、悪ふざけでは済まされないケースも考えられるので、あまりこのコスチュームはオススメではない気がするのだが……。

参照元：Metro.co.uk、brandsonsale.com（英語）
執筆：佐藤英典