お昼どき、男の胃袋と “食った感” を満たし続ける2大料理、それがカツ丼とカツカレーだ。今さら言うまでもない大定番ランチであるが、切実なほど悩ましいことが1つだけある……。それは、「どちらにしようか迷う」ということ。
両者の力はまさに五分五分。どちらを食べても満足感は得られるものの、もう一方に後ろ髪を引かれているのも事実だ。そんな、カツ丼vsカツカレーの100年戦争に終止符を打つ逸品を、東京は秋葉原で発見した! それが「ロースカツ丼カレー」であるッ!!
・『カツ丼屋 秋葉原』で食べられる
「ちょっとなに言ってるのかよくわからない」という人がいたら、とりあえず落ち着いてほしい。気持ちはわかる。カツ丼とカツカレーが同時に味わえるとは、どういう意味なのか? そもそもそれが実現出来るならば、100年戦争だってもっと早く終わっていたはずである。
かくいう私もそう思っていた、それをこの目で見るまでは……! 「ロースカツ丼カレー」を発見したのは、東京は秋葉原に店舗を構える『かつ丼屋 秋葉原』である。JR秋葉原駅から上野方面へ、昭和通りを徒歩2〜3分行ったところにあるカツ専門店だ。
・「ロースカツ丼カレー」とは……
ふらりと店に入り、「今日はカツ丼か? いやカツカレーか……?」といつものように悩んでいたところ、目に飛び込んできたのが「ロースカツ丼カレー」である! 果たしていかなるものなのか? 簡潔に説明しよう!
まず、頭の中にカレーライスを思い浮かべていただきたい。そこにトンカツではなく、“カツ煮” が降臨したものこそが「ロースカツ丼カレー」である! ご飯とカツ煮はもちろん『カツ丼』であり、カレーとカツは『カツカレー』だ。奇跡の融合、夢の競演、カツ界のビッグバン! それが「ロースカツ丼カレー」なのだッ!!
・カツ丼とカツカレーが共存してる!
もちろん、迷うことなくオーダーし、そわそわしながら待つこと数分。奴がやってきた! 見慣れたはずのカツ丼とカツカレーが、1つの皿に収まるショットは新鮮な感覚である……。まるでプロレスオールスター戦で同じリングに立つ、アントニオ猪木とジャイアント馬場のようではないか!
まずは、ご飯とカツ煮の部分を食べてみると、文句なくカツ丼である! ウマい!! そしてカツ煮とカレーライスを食べてみる……。うむ、いつものカツカレーである! ウマいに決まってる!! 思いつきの面白メニューではなく、マジでカツ丼とカツカレーが共存してるのだッ!!
・しかも710円
正確な品名は「厚切りロースカツ丼カレー」というだけあり、カツもしっかりと厚く、ボリュームもある。両方の味が楽しめて、しかも710円だというから恐れ入った。店を出てからのお得感がハンパなかったのは言うまでもない。
100年戦争に巻き込まれた世の腹ペコ野郎どもよ……! ついに終止符が打たれたぞ! ロースカツ丼カレーを食べに秋葉原へ急げッ!!
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 かつ丼屋 秋葉原
住所 東京都千代田区佐久間町1-27 イシナベビル 1F
時間 07:00~23:00
休日 なし
▼これだけ見ればカツ丼。
▼ここはカツカレー。
▼カツ丼として食べてもウマい!
▼カツカレーとして食べてももちろんウマい!
▼カツも厚切りだぞ!
▼100年戦争に終止符を打った逸品、これがロースカツ丼カレーだッ!! しかも710円とは……
▼「かつ丼屋 秋葉原」で食べられるぞ!