主にアニメやゲームのキャラクターを立体化したものが「フィギュア」であるが、その種類は大きく分けて2種類がある。「可動式」か「非可動式」である。以前ご紹介した、キン肉マンのフィギュアは非可動式であるから、造形そのものの美しさが求められる。
一方の可動式は、パーツごとの造形美と可動範囲の広さがポイント。より広く可動することで、自由度の高いポージングが可能になり、持ち主の好きなように動かせるのだ。そんな可動式フィギュアでここ数年メチャメチャいい出来なのが、メディコスの「超像可動」シリーズである。
・約70体がリリースされた人気シリーズ
メディコス・エンタテインメントの超像可動で一番有名なのは、「ジョジョの奇妙な冒険」だ。2009年1月からほぼ毎月新作が発売されており、そのクオリティがハンパない。現在までカラーバリエーションも含め、約70体がリリースされた超人気シリーズなのだ。
発売当初は、今と比べてイマイチ顔が似ていないこともあったが、それもすぐに改善された。価格も、3500円~5000円くらいと手が届きやすいのもありがたい。さらに嬉しいのは、コレクター魂をくすぐりまくる、超豊富なラインナップである。
・人気キャラじゃなくても立体化されてる
私(筆者)は第一弾からほぼ全てを購入しているのだが、当時は「どうせ人気キャラだけでしょ……?」と思っていた。ところがどっこい!「え!? そこ行きます?」という、決してメジャーじゃないキャラクターまでを立体化されているのだ!
しかもメディコスで立体化されないものでも、可動式ではないが関連会社の「ディ・モールトベネ」でフォローされるものもある! あればあるだけ欲しがるのがコレクターの性(さが)……。この欲求はもう誰にも止められないッ!!
・可動式だから無限大のポージングが可能
とにもかくにも画像を確認していただきたい。ハンパないクオリティであることは一目瞭然なハズだ。可動式なのでパーツの微妙な角度や、カメラの距離によって印象が全く違う。さらに1体だけでなく、複数体を組み合わせると無限大ともいえる表情になるのだ。
詳しいラインナップは公式サイトを確認してほしいが、発売終了になっているものもある。ただし、再版されることもあるから根気強く待とう。いますぐ欲しい人は、ネットオークションに出回っているが、プレミアが付いていることも多いので、財布とよく相談してほしい。
・個人的なお願い……
最後に一点、メディコス・エンタテインメントに個人的なお願いをしたい。実は超像可動にはキン肉マンシリーズもあったのだが、わずか3体で終了してしまったのだ……。メディコスさん、お願いですからキン肉マンシリーズを復活させて下さい! お願いしますッ!!
話はそれてしまったが、ハンパないクオリティの超像可動・ジョジョの奇妙な冒険シリーズをご堪能いただきたい。今回は第3部「スターダストクルセイダーズ」画像集をお届けする。いつか機会があれば、3部以外もご紹介するぞ!
参考リンク:メディコス・エンタテインメント
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼第三部主人公の空条承太郎と、スタンドのスタープラチナ!
▼オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!
▼ジョセフ・ジョースター。フィギュアは動かしてないが、写真を撮る角度や距離で印象が全く違う。
▼念写のシーンも再現できるぞ!
▼「ハーミットパープルッ!!」
▼モハメド・アヴドゥルとマジシャンズレッド!
▼見よ、この躍動感!
▼「マジシャンズレッドッ!!」
▼花京院典明とハイエロファントグリーン。
▼サングラスなしの顔も付属だ。
▼ハイエロファントグリーンのなめらかさを表現してみました。
▼ジャン=ピエール・ポルナレフとシルバーチャリオッツ。
▼こんなポージングもできちゃう。
▼「行け、チャリオッツ!」
▼イギーはジョセフとセットで販売された。
▼イギーとザ・フール。フールはディ・モールトベネ社の非可動シリーズ。そこまで人気がないキャラもこうしてフォローされるのだ。
▼イギーには初期の顔も付いてるぞ。
▼悪役なのに超人気、ディオ・ブランドーとザ・ワールド!
▼横顔も素敵や……
▼「ザ・ワールド! 時代止まれッ!!」