ロケットニュース24

【神の視点】宇宙ステーションから拝む「日の出」はまさにゴージャス! マニアでなくても垂涎の美しさ

2014年9月27日

2

2014年5月29日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地を飛び立ち、国際宇宙ステーション(以下、ISS)に滞在中のリード・ワイズマン宇宙飛行士。そんな彼が宇宙からアップする映像はとても素晴らしく、いつも世界中の人々を虜(とりこ)にしている。

この度、彼がショートムービーサービス「Vine」に投稿した動画『ISSから見る “高速” 日の出』も、その神々しさに圧倒される出来となっているぞ。拝むのも忘れて、つい目を見張ってしまう美しさなのである!

・神々しい宇宙から見る「日の出」

とても短い本動画の冒頭、ISSから見下ろされた地球の周辺がボンヤリと光を帯びているのが見える。なんだか『機動戦士ガンダム』のオープニング曲「翔べ!ガンダム」の始まり部分を彷彿させる “太陽のリング” に彩られた地球の姿だ。

まさに太陽が昇りつつあるという予感が満ちあふれる中……フッと「光の玉」が顔を出す。まばゆい光。「これが宇宙から眺める太陽なのか!」と、感じ入っているうちに太陽は昇り続け、すぐに画面から姿を消してしまう。

しかし、これで終わりではない。表面に太陽の光を残しつつ高速で回り続ける地球もまた味わい深い姿をしているのだ。地球の青さと雲の白さ、反射する太陽の光と宇宙の闇が織りなすその余韻が、見る者の心を静かにさせる……。

・素晴らしき宇宙からのプレゼント

ワイズマンさんは他にも、ISS内部でのクルーとのやり取りや「シグナス補給船」をリリースする様子、さらに宇宙での燃焼実験など、滅多にお目にかかれない宇宙映像を惜しげもなく公開してくれている。多くの人々が「素晴らしい!」「美しい!」と絶賛しながら、そんな “宇宙からの贈り物” を今日も楽しみにしているのだ。

2014年11月に帰還予定のワイズマンさん。きっと今後も、私たちが見たこともないような素晴らしい宇宙の様子を見せてくれることだろう。

参照元:Vine、Twitter @Reid WisemanNASA(英語)
執筆:小千谷サチ

▼宇宙から見る日の出

▼同僚に朝のコーヒーを

▼オーロラの中を飛ぶ

▼シグナス補給船にバイバイ

▼燃焼実験 タイムラプス動画

▼燃焼実験の実際の映像 これが本来のスピード

▼「氷河時代の地球はこんな風だったのではないか?」とワイズマンさん

▼やはり美しきオーロラ

▼南ア、ケープタウンの様子

▼美しいと誰もがため息

モバイルバージョンを終了