東京は文京区から台東区の一帯を「谷中・根津・千駄木」の頭文字を取り『谷根千』(やねせん)という。今も江戸情緒が色濃く残る谷根千は、国内外問わず多くの観光客が訪れる人気スポットだ。
谷根千には仏閣や歴史ある店が多いが、個性的な店も多い。その一つが「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」である。店名だけでもインパクトある同店だが、商品にはオリジナリティがあり、特にプレゼントには鉄板の、“使える” 店なのだ。
・谷中銀座の中にある
「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」は、『谷中銀座』の中にある。JR日暮里駅から徒歩3分ほど、『夕やけだんだん』と呼ばれる階段を降りると、谷中銀座商店街である。商店街に入り20mほどで左手に現れるハンコだらけのお店……そこが「しにものぐるい」だ。
・イラスト入りハンコ屋さん
同店が販売するのは、オリジナルのイラストが入った浸透印タイプのハンコである。イラストの種類は400種類以上、くだけた “ゆるかわ系” がほとんどで、「イイ!」というものから「これ売れるのか?」というものまで多種多様。きっとお気に入りが見つかるはずだ。
・認印として使用できる
イラストの入った浸透印は、認印として使用できる。実印・銀行印としては利用できないが、郵便を受け取るときなどには何ら問題はない。どうしても実印・銀行印として使いたい場合は、「木彫り」タイプも受け付けているので、そちらをオーダーしよう。
・ハンコを2つオーダーしてみた
どんなハンコができるのか? 論より証拠、今回2つのハンコをオーダーしたので、画像を確認してほしい。まずはロケットのイラストに「ロケットニュース24」と入ったハンコ。かなりの文字数であったが、きちんと再現されていた。かなり高クオリティだ。
・2つとも素晴らしいクオリティ
そして、先日誕生日を迎えたGO羽鳥編集長へのプレゼントとして、「ムンク」のイラストに「羽鳥」と刻んでもらった。こちらも、常に青白く疲労困憊のGO羽鳥編集長を彷彿とさせる、素晴らしい出来である!
・プレゼントとして鉄板
私事で恐縮だが、私(筆者)は今まで何度か同店で作ったハンコを、知人の誕生日などにプレゼントとして贈ってきた。その誰もが喜んでくれる鉄板アイテムなのだ! 価格は1本2600円、30分ほどで完成する。谷根千を散策している間に出来上がるのも嬉しいポイントだ。
・図柄をお店任せにもできる
ちなみに、「どうしてもイラストが決められない!」という人は、『アグレッシブ』か『アグレッシブじゃない』を選べば、お店の人のチョイスで図柄を決めてもらえる。プレゼント用はもちろん自分用にも、遊び心いっぱいのオリジナルスタンプはいかがだろうか。
参考リンク:邪悪なハンコ屋 しにものぐるい
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼完成したハンコだ。
▼ロケットのイラストに「ロケットニュース24」と入れてもらった。高クオリティだ!
▼いつも疲労困憊のGO羽鳥編集長へのプレゼントにはムンク! ピッタリだ!
▼店内には、400種類以上のイラストがある。
▼こんなんから……
▼こんなんまで!
▼「パンのアレ」は、そこそこ売れるらしい。
▼ケースの色も選べる。
▼インクの色も!
▼注文書に書き込んで……
▼30分くらいで出来る!
▼「邪悪なハンコ屋 しにものぐるい」だ!