九州の玄関ともいえる福岡県。そしてその窓口のひとつとなるのが「JR博多駅」だ。以前ご紹介した「ハンパないクロワッサン臭」でも有名な同駅だが、あるところに隠れキャラの「金のカエル」が潜んでいることをご存知だろうか。
知っている人は知っているが、意外と知らない人も数多い。ということで、ジメジメした梅雨の時期を乗り切るためにも「金のカエル」を実際に探しに行ってみたぞ!
・博多口方面
博多駅は大きく分けて「博多口」と「筑紫口」の出口があるのだが、カエルがいるのは「博多口」方面。2011年3月に開業したJR博多駅ビル「JR博多シティ」がある方で、駅前に広場がある出口だ。
・探索開始
早速、「金のカエル」を探しに博多口を歩いてみたが、簡単には見つからない。そして探すこと10分弱。壁に沿って歩き、上を見上げると……いたいた! 壁にピッタリ張り付き、壁を一生懸命よじ登っているカエルがいましたよ!!
巨大スクリーンの左下にチョコンと目立たないようにいるではありませんか。金色なのに存在感を消しており、まるでカエルの擬態できる能力も考えて作られたかのようだったぞ!
・せんとくんの生みの親が制作
ちなみに「金のカエル」を制作したのは、平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター『せんとくん』の生みの親で、JR大分駅の『ぶんぶん童子』を制作した彫刻家の籔内佐斗司(やぶうち さとし)氏だ。ビルの屋上にいる「縁結び七福童子」も籔内氏の作品だ。
日常生活をしている上で気づかないことは多いが、こういった遊び心のある作りは実におもしろい。梅雨が明けても「金のカエル」はいるので、JR博多駅に寄った際はぜひ探してみてはいかがだろうか。
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼あっ!
▼見つけた!!
▼大時計がある方が博多口だ