今現在、日本にはどれだけの数のゆるキャラが存在するのだろう。少なく見積もっても1000体は下らないのではないだろうか? まさに世はゆるキャラ戦国時代である。日夜生き残りをかけて、PR合戦が行われていると言っても良い。人目を引くデザインと存在感がなければ、すぐにでも忘れ去れてしまう。
激しい生き残り争いで、最近注目を集めるキャラクターをご紹介しよう。それが茨城県・大洗町の「アライッペ」である。独特の存在感でにわかに脚光を浴びているのだ。
・公募で誕生したゆるキャラ
アライッペは2013年に公募によって誕生したキャラクターだ。全国から1145作品の応募があり、山梨県の小林寛示さんがシラスとハマグリをモチーフにしてデザインした作品が選ばれたのである。
・生みの親も衝撃
昨年11月17日に行われたお披露目で、実在するアライッペを目にした小林さんは、自らデザインしたにも関わらずそのルックスに「衝撃ですね」とコメントしていた。生みの親でさえも衝撃を受ける見た目である。アライッペを見たネットユーザーは次のように反応している。
・ネットユーザーの反応
「何かキモイ…」
「アライッペ…キモイ」
「くっそきもちわるいっぺ」
「これはゆるいのだろうか」
「なんだこりゃ~ぁ」
「ぎゃあああああ!!」
「ポケモンにこんなキャラいたよな?」
「こえぇ…」
「こ、これはやばい」
・全身を包むシラス……
どうやら全身にまとっているシラスが、不気味に感じられるらしい。たしかに身体を覆い尽くしているシラスが、触手のように見えなくもない。不気味であると同時に、何かクセになる要素があるのは、気のせいだろうか……。
2014年も半年を終えて、今後のゆるキャラ合戦にアライッペは一石を投じそうな予感がする。もしかしたら将来的に、くまモンやふなっしーの座を脅かす存在になるのかもしれない。
参照元: YouTube
執筆: 佐藤英典
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