「美」に対する強迫観念は、時に悲劇を生むことがある。最近でも中国人の女性モデルが、韓国で整形手術を受けて鳥のクチバシのような鼻にされてしまったり、整形後遺症と呼ばれる状態に陥り、老婆のようになってしまった美人コンパニオンの例もある
・自らベビーオイルを注射
たしかな知識と技術がなければ、危険がともなうことになるだろう。では、間違った知識で自ら顔に変化を加えるとしたら……。言うまでもなく、これはやってはならないことだ。あるスタイリストの男性は、そのやってはならないことをしてしまったために、大変なことになってしまった。彼はなんとベビーオイルを顔に注射し続け、美から完全に遠ざかってしまったのである。
・美貌を求めたはずが……
メキシコ北東部に位置するヌエボ・ラレドの男性、ヒューゴ・ヘルナンデス・ガルシアさんは女性のような美貌を求めて、1997年にさまざまな取り組みを開始した。そのうちのひとつがトンでもないものだったのである。
・コラーゲンの代わりに
彼はベビーオイルがコラーゲンの代用品になると思い込み、顔に注射したのである。彼はベビーオイルの持つ効果を理解しないまま、美しさを追求することに目がくらんでいた。危険極まりない行為であることに気付かなかったのである。彼の顔は赤くはれ上がり、輪郭を留めないほど膨れ上がってしまったのである。端正な顔立ちをしたかつてのスタイリストは、見る影もなくなってしまった。
・安静な生活
気の毒なのはそれだけではない。健康状態にも悪影響を及ぼし、1日に15種類の薬を飲み続けなければならないそうだ。食事や水にも配慮が必要で、あらゆる刺激から遠ざかっていなければならない。過度なストレスや騒音も彼の身体に影響を与えるそうだ。これまでに何人もの医者に診察を受けたそうなのだが、彼の状態を改善できる医者に遭遇したことがないそうである。少しでも良い状態になると良いのだが。
くれぐれもマネをしないように注意して頂きたい。施術は専門医に相談することを、強くおすすめする。
参照元: ODDITYCENTRAL、YouTube(英語)
執筆: 佐藤英典