ドイツ・ブンデスリーガの公式サイトに「もっとも成長した選手」として単独で取り上げられた日本人選手がいる。そう、ブラジルW杯日本代表メンバーにも選出された岡崎慎司選手だ。
2010年南アフリカ大会に続いての選出となり、代表の常連でもある彼だが、ドイツで一体どんなプレーをしているのか知らない人もいることだろう。ということで今回は、ドイツでの活躍が一発でわかる動画「Shinji Okazaki – Most Improved Player」と共に彼のことをご紹介するぞ!
・岡崎選手とは
1986年4月16日生まれの28歳。兵庫県の強豪・滝川第二高校から清水エスパルスに入団しプロデビュー。2011年にドイツ・ブンデスリーガのシュツットガルトに移籍し、現在は同リーグのマインツでプレーしている。
・プレースタイル
動画でも確認できるようにディフェンスの裏に抜けてゴールを決める動きを得意としている岡崎選手。チームメイトとの息の合った絶妙なタイミングから多くのゴールを決めているぞ。
以前は身を投げ出す「ダイビングヘッド」が一番の持ち味だったが、所属のマインツでは1トップのストライカーを務めているためポストプレーの質も上昇。プレーの幅を広げており、着実に世界レベルのプレイヤーへと成長している。
・シーズン15ゴール
2012〜13年シーズンは負傷に悩まされ、わずか1得点に終わったが、マインツに移籍した今季は最前線でプレーすることでチームとフィット。34試合で15ゴールを挙げる活躍を見せた。
ちなみにシーズン15ゴールは、ヨーロッパ主要1部リーグで2011〜12年シーズンにドルトムントで香川真司選手が記録した13ゴールを超える日本人最多ゴールを更新。新たな歴史を作ったことも記憶に新しい。
日本代表ではサイドハーフを務めることが多いが、豊富な運動量で前線から守備をこなし、どんな形であってもチームへ貢献できるのが岡崎選手だ。絶好調でシーズンを終えてW杯を迎えるだけに、日本を勝利へと導くゴールを期待したい。