『せんぱいクラブ』。キミは、日本のネット界に困惑と混沌の渦を巻き起こしたアニメ『せんぱいクラブ』を知っているだろうか?
冒頭から可愛いヒロインが萌えキュンアニメ声で「クッッッソ☆ ファァック♪ 遅刻、遅刻ゥ~!!」と叫ぶ衝撃展開、有名乙女ゲーを思わせるトンガリアゴの男子、お約束を盛りすぎてカオス状態の作風……謎の中毒性に悩まされた人も多いだろう。記者(私)もそうである!
そんな『せんぱいクラブ』の続編が、っいに……ついにキター!! さっそく動画「Senpai Club – Episode 1, Part 2」で確認だ!!
・謎多き『せんぱいクラブ』
『せんぱいクラブ』は、スウェーデンのサークル「makebabi.es(メイクベイビーズ)」が作ったオリジナルアニメである。
ヒロインは「ど麺罪木(どめんつみき)」ちゃん。どこが名字で名前かわからないハイパーエクストリームネームの女子高生だ。第1話パート1からは、ど麺罪木ちゃんと、高校の謎の部活「せんぱいクラブ」の素敵な先輩が織り成す何かの物語……ということまでがわかっている。というか、それしかわかっていない。
・個性豊かな6人の先輩!!
そして、公開された第1話パート2では、素敵な先輩が登場! その先輩の名は、ヒーローせんぱい、ロックンロールせんぱい、ボウルカットせんぱい、バンチョーせんぱい、お嬢様せんぱい、パソコンせんぱい。……名前ですでにキャラが立っている!
となると、ど麺罪木ちゃんとキャラ立ちまくりの先輩との学園逆ハーレムな乙女ゲー的な展開なのだろうか? だとしたら、名前も顔も明かされていないボスっぽい先輩や、女性とおぼしき「お嬢様せんぱい」の存在は、かなりレベルが高いぞ!
・伝統のアニメ演出にシビれた!
また今回は演出にも凝っているようだ。たとえば突然、緻密な線で描かれた劇画タッチに変換! こ、これは『あしたのジョー』や『ベルサイユのばら』、『おにいさまへ…』など70年~90年代アニメで多く見られた見せ方ではないか!
劇中劇を使用するテクも披露。制作サークル公式サイトによるとメンバーは現役高校生であるはず。昔のアニメの手法まで……どんだけ熱心に研究してるんだよ……ッ!?
「コンニチワ、麗し女」、「リスペクトミー!君の先輩だぞ」など名言もつまりまくり。視聴したネットユーザーからは「イエェェェースッ!!」、「今回もめちゃくちゃ面白いwww」、「安定の超展開wwww」という声が寄せられている。
・やっぱりまだ続く!!
なお、今回はヒーローせんぱいに何かのフラグが立ったもよう。そして、「第1話パート3」の予告も……って、やっぱ続くのかよ!? 王道のようでいて全く読めない『せんぱいクラブ』。今後の展開に期待である。