グルメ好きの方にオススメな耳より情報がありまっせ。新大阪駅で買える関西名物がおまんのや！ ということで、知る人ぞ知るとっておきの関西土産をご紹介したい。大阪といえば、豚まんやお好み焼き・たこ焼きなど、濃い味つけのグルメがイメージされるが、そのグルメは老舗和菓子屋さんがつくった唐辛子おむすびである。
・新大阪駅のお土産コーナーに、ひっそりと置かれている
商品が置かれているのは、何の変哲もないお土産コーナー。JR新大阪駅2階の「メディオ新大阪」の隅に、ひっそりと置かれているではないか。笹紙に包まれてパッと見は、「ちまき」に似た形状をしている。商品の名称は『御菓子司 絹笠 とん蝶』。ノーマルタイプ・黒豆入り・七味唐辛子入りの3種類が発売されており、黒豆入りと七味唐辛子入りの二種類を購入する。
・七味唐辛子と山椒、塩昆布が効いていて大人の味!!
早速開封、一口パクリと食した瞬間、脳の血管にじゅわ～っと染みわたるような米の甘みが舌に広がる。う……うまいっ！ 唸るような美味さである。美味い日本酒を飲んだ時に、無言で唸る美味さに似ている。米の甘みと相反して、辛みある七味唐辛子・山椒・塩昆布がガツンと効いてくる。ふっくらもちもちの米から広がる甘さを、グッと引き締める七味唐辛子。これはまさに大人のおむすびである。
続いて黒豆入り、こちらはさらに米がもちもちとしている。米の甘さをダイレクトに感じられる逸品で、唐辛子入りに負けず劣らず美味い！ 大粒の黒豆もふっくら炊きあげられており、黒豆の塩気が米の甘さを引き立ている。う、う、美味いぞぉぉぉぉぉぉ！ とん蝶ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
・脳が渇望するウマさ！
気づけば食べる手が止まらない。喉がひらいて唾液が溢れてくる。脳が「もっと、もっと」と明らかに渇望しているのだ。うまっっっい！ 脳まで虜（とりこ）にする美味さである。
ちなみに賞味期限はわずか一日。朝5時に炊き上げたお米で製造し、マッハで駅構内に運ばれてくるので炊き立てのようなふっくらした味わいを楽しめるのだ。知る人ぞ知るとっておきの大阪土産『とん蝶』、新幹線のお供にも良さそうなので大阪に行く際は、是非お試しあれ。
執筆：ピコロス
Photo：Rocketnews24.
