結婚式は、誰にとっても大切な人生の一大イベントだ。それは新郎新婦だけでなく、両家だけでなく、参列者一人ひとりにかけがえのない瞬間である。サプライズ映像でさらに味わい深いものにするという演出もあるだろう。最近はかなり手の込んだ映像を作る人も増えてきているそうだ。
そんな寿ビデオを全国から集めて、素晴らしい作品を選出する「寿ビデオ大賞」が開催された。全国から400点以上の作品が応募されたそうなのだが、そのどれもが感動にあふれている。公開されている作品を見ると、もう涙が止まらない! よがったッ! みんなよがったなあーーーッ! 幸せになれよ!! 俺の分まで幸せになれよーー! びえーん(泣)
・「二人を祝福したい」、その一心で
本当にこれは大げさではなく、どの作品を見ても感動してしまう。というのも門出を祝うために、家族や友達が知恵をひねって、一致団結している様子が伝わってくるからだ。「二人を祝福したい」その一心で時間と手間を惜しまないその姿こそが愛ではないだろうか。とくに感動した作品をいくつかご紹介しよう。
・アクサダイレクト生命 寿ビデオ大賞作品「麻里子の教室」
新婦の麻里子さんは教師。その彼女にふさわしいサプライズを仕掛けるために、友人知人家族が教室に集結して、何も知らずに目隠しされたままの彼女を迎える。まるで生徒と教師のようなのだが、年齢や性別、人生経験を越えて、麻里子さんから教わったことをみんなが順番にお礼の言葉と共に伝えていく。人間としての「麻里子さん」を誰もが尊敬している姿に胸を打たれる。特にお母さんからの言葉は、愛情にあふれていて涙が止まらなくなってしまう。
・アクサダイレクト生命賞作品 「プロポーズ大作戦」
新郎のたっての願いで、プロポーズのその瞬間を映画のように撮って欲しいと頼まれた友人が作り上げた作品。人生がドラマでなければ、何をもってドラマというべきなのだろうか? だが、その大切な瞬間を美しく記録に残すのは至難のわざだ。そんな誰もが人生の主人公であり、人生がドラマであることを教えてくれる作品。撮影されている彼女のありのままの反応がとても愛らしく、見ていてこちらがドキドキしてしまう。作られた物語よりもはるかに感動する。
・T&G賞作品 「そこに見えるもの」
結婚式で、社交ダンスでの入場を練習する新婦と父。まるで同じ毎日が、この先も続くようなありふれた景色なのだが、その日は結婚式を最後に終わりを迎える。父の手にひかれた日々は終わり、新郎との二人三脚で新たな人生を歩んでいかなければならない。娘を託した父の横顔がどこかしら寂しそうで、それでいて嬉しそう。父と娘の愛情の一端をダンスで表現した美しい作品。
特設サイトに公開された受賞作品は、どれも本当に素晴らしく、それぞれの新郎新婦が素敵な友人知人仲間に囲まれていることを、瞬時に感じ取ることができる。可能なら応募された作品のすべてを見てみたいくらいだ。きっとそのすべてが感動にあふれているはず。そして、これから結婚する人たちは、これらを参考にして人生の晴れ舞台を迎えて頂きたいものである。結婚された皆さん、本当におめでとう! よがったーッ! いつまでも幸せになっでぐだざい(涙)。