学校での行きすぎた指導、いわゆる「体罰」に対して行政が対策に乗り出している。東京都教育委員会は2013年9月12日に平成24年度に体罰に関わった教職員200人を一斉に処分すると発表し、大阪市教育委員会は積極的に警察に連絡する方針を固めた。
・大声を上げて立て続けに平手打ち
そんななか、とある高校で撮影されたとみられる動画がインターネット上で物議をかもしている。部活の指導と見られる場面なのだが、顧問とみられる教師は生徒に対して、大声を上げながらビンタを繰り返しているのだ。それも2度3度ではなく、10回以上も立て続けに平手を浴びせているのである。
・わずか16秒間に14回もビンタ
動画は最近公開されたものだ。公開から1日で14万回以上も視聴されている。映像は短くわずか16秒間しかないのだが、その間に指導者は相手に14発ものビンタをしている。この映像に対してネットユーザーは次のように反応している。
・ネットの声
「こんなクソ教師初めて見たわ」
「こいつどんだけ高速に平手打ちできるんだよ」
「感情を抑制できない人は、指導者になるべきではない」
「こんなのもう教育なんかじゃない」
「これはやりすぎ!」
「ひどい。体罰だと思う」
「これは指導では有りません」
「最低。見てるだけで怖い」
「ただ、これはやりすぎ」
「こんなんアカンよ」
・「気合いを入れるつもりだった」
朝日新聞の報道によると、動画にうつっているのは私立浜松日体高校のバレー部の顧問と生徒のようだ。9月15日に岐阜県内で練習試合が行われ、その最中に顧問が2人の生徒に対して、ビンタをしたことが学校の調べで判明。顧問は「気合いを入れるつもりだった」と話しているという。
この顧問は翌日に生徒と保護者に謝罪したとのこと。なお、同校の教頭は「あってはならないこと」として話している。