蒸し蒸しする季節こそ辛いものを食べてスカっとしたい! 全国の激辛料理店が集まった『激辛グルメ祭り』が歌舞伎町で開催されているのをご存知だろうか?
・辛ウマかったものを発表!!
激辛グルメ祭りはただ辛いものを提供しているイベントではない。辛くてウマイ全国の名店9店舗が参戦だ。9店舗の『食べログ』の平均評価は3.5以上であるという。
ここまでくるとどの店もウマくて当たり前。だがしかし!! あえて、あえてBEST3を発表したいと思う。まさに激辛料理の頂上決戦。ランキングは以下のとおりだ!
激辛グルメ祭りでは、多くの店舗で辛さを調節することができる。辛さが調整できる店では、中辛レベルのものをオーダーした。
【これはヤバイ!! 激辛グルメ祭りの激辛料理ランキング】
1位:「冷やしトムヤムクンラーメン・中辛(900円)」タイ料理ソウルフードバンコク
編集部満場一致で「辛い」より「やばい」という感想だった。ひとくち食べただけで、味覚がやられて鼻にツゥーッとくる。そして辛さは熱となり、食道を経て胃へと降りていくのが感じられるくらい。それくらい辛いのだ。
トッピングには甘めの肉、パクチー、レモンがのっており、口の中を中和してくれる。辛い → マイルド → 辛い → 爽やか酸味→ やっぱり辛い……という無限ループから抜けられない。「うわっ」というくらい辛いのにガッツリ食べられてしまうぞ。
2位:「辛し肉肉麺・2辛」(S:600円、M:900円)蒙古タンメン中本
中本の辛し肉肉麺は見た目は全く辛そうではない。だがそれは完全に罠である。はっきりいってめちゃめちゃ辛い。コッソリかけられているひき肉の餡がその辛さの原因だった。よく混ぜないで食べると口の中が麻痺しそうになる。
辛さで口の中が麻痺した状態で食べるトッピングのあぶりチャーシューは最高。口のなかに肉の甘味がたっぷりと広がり、一瞬の清涼感を感じることができる。でも、やっぱり辛い餡がたっぷり絡んだ麺が食べたくなる。謎の中毒性だ。
3位:「本場の四川麻婆豆腐・激辛」四川料理京華楼(S:600円)
日本の麻婆豆腐といえば、トウガラシの辛さ「辣(ラー)」が際立ったものが多いが、さすが本場! 麻婆豆腐にかかせない花山椒のしびれる辛さ「麻(マー)」がキラリと光っている。ここは好みが分かれるところだが、しびれる辛さが好きなら絶対にオーダーすべき。もちろんライスつきで!
以上である!
強烈な辛さをポイントに選ぶと上記のようになったが、他の料理だって負けてはいない。たとえば、タイ料理ムアン・タイ・なべの「鶏肉のバジル炒め」は、死ぬほど辛いとまではいかないが、ピリっとした辛さとジューシィな肉汁で、香りをかぐだけでビールが飲みたくなる。
また、「辛いのは好きだけど、激辛はちょっと……」という人は、メキシコ料理FONDA DE LA MADRUGADA の「牛フィレと野菜のチレ煮込み」やインド料理マンダラのチキンカレーマサラがオススメだ。激辛グルメ祭りのメニューの中では比較的マイルドである。(とはいえ、一般の料理と比べるとやっぱり辛い)
辛いもの好きにはたまらないこのイベント。ただ、あまりの辛さに相当汗と涙と鼻水が出そうになるので、ティッシュとハンカチは必携で行ってみてくれよな!
・今回ご紹介したイベントの詳細データ
名称 激辛グルメ祭り
会場 大久保公園
住所 東京都新宿区歌舞伎町2-43
期間 2013年8月22日~2013年9月1日
時間 11:30~21:00
参考リンク:激辛グルメ祭り
Photo:Rocketnews24.
▼激辛! 激ウマ!! なタイの冷やしトムヤムクンラーメン
▼中本の辛し肉肉麺
▼マイルドそうな見た目なのに……めちゃ辛い!!
▼本場の四川麻婆だ、香りが目にしみるぜ
▼チキンとバジル炒め、ビール飲みたぁぁぁぁい!!
▼「エチオピア」の野菜カリー、なんと辛さ70倍までできるぞ!
▼韓国冷麺は激辛ビギナーでも安心して食べられる辛さ
▼牛フィレと野菜のチレ煮込みもウマ辛
▼バターのマイルドさのなかに辛さが際立つチキンマサラ、ウマイ!!
▼魚介のウマミと辛さが競演するシーフードカリー