ロケットニュース24

アドビが開催する「日本遺産」フォトコンテストで賞をとった作品がハンパじゃなく美しすぎる件 / 日本の美をフルに表現

2013年8月19日

最優秀

2013年は富士山が世界文化遺産となり、世界中で注目されている。夏休みにはアウトドアで美しい自然を体験したという人も少なくないと思うが、そんな「日本の美」をフルに表現した写真が見られるフォトコンテストが実施されている。

それは、アドビが開催する「日本遺産」フォトコンテスト。写真共有サイト「フォト蔵」のユーザーたちが美しい日本の風景・伝統文化の写真を撮影、それを「日本遺産」として残すべく、コンテストに応募しているのだ。

・あまりに美しすぎる写真たち
そこでLightroom賞に選ばれた作品「清水寺」、「棚田に生きる人」、「湯布院 午前5時」の3つを見てみても、コレが大賞じゃないってどんだけスゴいんだよ! と叫んでしまうぐらいレベルの高い作品にびっくり。特に「湯布院 午前5時」は、幻想的な写真に仕上げつつも、確かに夜明けに見た湯布院の街をどことなく思い出させるような、絶妙な仕上がりにしていると感じた。

・最優秀賞は「田染荘夕景」
そんなハイレベルな作品が多数応募されるなか、最優秀賞に輝いたのは、rockman5さんの「田染荘夕景」。大分県豊後高田市にある、田染荘の夕景を見事に描いた作品だが、水田がまるで鏡のように夕焼けを鮮やかに写し、だいだい色に染まった景色は、まさに究極の「日本の美」である。なんだか写真を撮りに、どこかへふと行きたくなってしまう作品ばかりであった。

・Lightroom 5発売記念のフォトコンテスト
ちなみにこのコンテストは、Photoshop Lightroom 5が発売された記念に開催されたものだ。Photoshopというとプロが使用するソフトのようなイメージがあるかもしれないが、LightroomシリーズはPhotoshopの機能から写真に特化したものに絞り込んでおり、その分値段も手ごろで、操作についても少しマニュアルを読めば把握できる、非常に使用しやすいソフトである。

具体的に何ができるのかというと、肉眼で見たときと比べ色合いがおかしくなってしまった写真の自動階調や、ハイライトとシャドウの復元、ノイズの低減、レンズの歪みを自動的に補正するなどの現像処理などはモチロン、写真の共有や管理までまとめてできる。

さらにLightroom 5では、「スポット修正ツール」により写真に写りこんでしまった余計な物を削除できる機能や、特定の領域を際立たせる「円形フィルター機能」、自動的に傾きを検出して、水平や垂直のゆがみを解消し、まるで真正面から見たようなすっきりした写真に整える「Upright™テクノロジー」を搭載するなど、多くの新しい機能が搭載されているようだ。

記者もじつはLightroomシリーズを利用しているのだが、使用感としてはコンテストで賞を取った人たちと同じ意見で、「肉眼で見た美しい光景をよりリアルに再現する」ためのソフトだと感じた。写真に写したものと肉眼で見たものはあとから見ると違ったりするものだが、Lightroomがあればあの感動的な美しい光景を、写真でも簡単に再現することができるだろう。

……とか言っているうちにコンテスト参加者たちのように、ものすごく日本の美しい風景を撮影したくなってきた!Lightroom 5の体験版も無料でダウンロードできるみたいだし、自分もカッコイイ写真を撮りに、実家近くの川にでも行ってくることにしよう!

参考リンク:「日本遺産」フォトコンテスト

提供:アドビシステムズ株式会社

▼最優秀賞 rockman5さん作品「田染荘夕景」

▼Kurozumiさん作品「清水寺」

▼Zweiさん作品「棚田に生きる人」

▼dongorosさん作品「湯布院 午前5時」

モバイルバージョンを終了