2013年5月27日、大手オークションサイトの『ヤフオク!』が、一部のユーザーに対してメールを誤送信していたことを発表しました。発表内容によると、一部のユーザーに他のユーザーの Yahoo! JAPAN ID とメールアドレスを送信してしまったというのです。詳細は以下の通り。
・ヤフオク! の発表「一部のお客様へのメール誤送信について」
「ヤフオク!」をご利用の最大835名のお客様に対し、1427名分の「Yahoo! JAPAN ID」と「メールアドレス」を組み合わせたリストをメールで送信してしまいました。なお、メールの送信状況確認が完了していないお客様については人数、リスト数ともに現在調査中です」(ヤフオク! の発表より引用)
・メルマガ登録者のアドレスを送信
誤って送信されたメールアドレスは、出店者からのメールマガジンを受け取るためにユーザーが登録したメールアドレスです。また、リストは添付ファイルではなく、本文として送信されたと報告されています。
・誤送信の原因は担当者の操作ミスか
誤って送信した原因については、「メールマガジンを送信するための社内作業の最中に、担当者がオペレーションを誤ってしまったものです」としています。
・誤送信発覚後の対策
ヤフオク! は誤って送信されたメールを受け取ったユーザーに対して、受信したメールの削除をお願いしているとのこと。またリストに含まれたユーザーには、お詫びの連絡を行っているそうです。
・不正アクセスとは無関係
なお、今回のメール誤送信は、最大2200万個ものIDが流出した「不正アクセス」とは無関係とのことです。ヤフオク! は「今後このようなことが無いよう、再発防止を徹底してまいります」(以上、ヤフオク! の発表より引用)と謝罪し、体制の見直しなどを行って再発防止に努めるとしています。
参照元:ヤフオク!