現在あるアツいバトルを描いた短編映画が、海外で大きな話題になっている。そのアツいバトルとは、ズバリ「寿司職人VS海の怪獣」!
「えっ? 一体どんな戦いを繰り広げるの?」と多くの方が疑問に思われたことだろう。それでは、ぜひその短編映画『Monster Roll』を見ていただきたい。
ダニエル・ブランクという人物が監督を務めたこの映画は、これから作る長編映画のプロモーション用に作られたコンセプト映画であり、制作には1年が費やされた。そしてブランク監督の愛が注がれたこの映画は、次のナレーションと共に幕を開ける。
「かつて日本では、人間は自分が食べる分だけ魚をとるという盟約を海と交わしていた。しかしその約束は、とっくに破られてしまった。人間たちは海の奥底へ進み、“やつら” の大きな口からも食料を奪い始めたのであった」
この後、モノ凄い展開を見せていくのだが、ここから先はぜひ実際にお楽しみいただきたい。きっと見終わる頃には、続きが気になって、気になって仕方がなくなっていることだろう。
その証拠に、多くの海外ネットユーザーがすでにこの映画の虜(とりこ)となっており、コメント欄には次のような声が寄せられている。
【海外ネットユーザーからのコメント】
「これの長編版が見たい! 本当に素晴らしい出来だ!」(オーストラリア)
「くそオモシロイ!」(アメリカ)
「最高!」(ブラジル)
「あの超セクシーな寿司職人は誰?」(アメリカ)
「ハチャメチャにクール!」(マレーシア)
「これ最高! そしてもちろん、いま猛烈にお寿司が食べたい」(アメリカ)
「本当にこの長編映画を作ってくれ」(イギリス)
「ハハ、これはイカしてるね! 気に入った!」(ノルウェー)
「Holy sushi!(「Holy shit!/ なんてこった!」をいじったダジャレ)これは最高の作品になるね!」(スイス)
※( )内は、コメント投稿者の居住国
これまであったようでなかったバトルを上手く描いた今回の短編映画。ちなみにブランク監督は、最近の映画について「なぜだか分かりませんが、近年SF映画やファンタジー映画はとてもシリアスなものになっています。なかには、全くユーモアがない作品もあるのです」と述べている。なるほど、なるほど。この言葉の真意は、『Monster Roll』を見ればよく分かるだろう。
(文=田代大一朗)
参照元:Vimeo/Dan Blank, wired(英文), YouTube/danmation