日本全国に店舗がある、牛丼の美味しい老舗チェーン店といえば『吉野家』だ。牛丼のほかにも人気の『牛鍋丼』や期間限定の『牛焼肉丼』などのメニューがたくさんあるが、沖縄県の吉野家だけで食べられる限定メニューがあるのだという。
そのメニューとは沖縄県のご当地グルメ『タコライス』。ごはんの上にひき肉やチーズ、レタス、サルサソースがのったもので、沖縄では学校給食でも出されるほど定番の料理である。果たして沖縄吉野家のタコライスはどれぐらい美味しいのか、実際に食べてみることにしたぞ。
・限定ではなく定番メニューだった
吉野家のタコライスは、特に期間限定というわけではなく、牛丼と同じように定番メニューのようだ。並が380円と牛丼と同じ価格なので、非常にリーズナブルである。注文すると無料で激辛ソースを付けてくれたので、辛味が足りない場合はこれで調節するらしい。
ちょっと前までは『コーレーグース』(島唐辛子を泡盛に漬けた沖縄県の調味料)が出されていたようなのだが、アルコールが入っているので車を運転する人のために激辛ソースに変えたのだろうか?
・あまりのウマさに衝撃
沖縄吉野家のタコライスには定番のタコライスの具がのっており、そこに別添のサルサソースをかけて食べる。さっそくソースをかけて混ぜ一口食べてみると……「うっ、ウマああああああい!!! ひき肉の辛味とレタスのシャキシャキ感、チーズのマイルドさを酸味と旨味のあるサルサソースがまとめており、完璧な美味しさだーッ!!!」と衝撃を受けてしまった。
これが380円で食べられるなら、牛丼よりタコライスを食べに吉野家に行っちゃうんじゃないか!? と思うぐらい美味しかった。なんで吉野家はこれを他の地域で定番メニューにしないのだろうか? こんなに美味しいなら絶対売れるのに……。
また、タコライス以外にも牛丼が食べられなくなった時期にお世話になった、あの『豚丼』も牛鍋丼の代わりにメニューにあった。都心の吉野家だとお店が狭いのでなかなかたくさんのメニューを置けないのかもしれないが、ぜひタコライスは沖縄以外でも置いて欲しい。とにかく必ず食べて損はない美味しさなので、沖縄へ旅行に行く人はぜひ吉野家のタコライスを食べてみてほしいぞ。
写真:ロケットニュース24
情報提供:おくなわ