
メチャ激辛な唐辛子と言えばメキシコ産の「ハバネロ」が有名だ。だがその辛さをはるかにしのぐ唐辛子をご存知だろうか。辛さはハバネロの10倍。世界一辛いと言われている「ブート・ジョロキア」である。
ブート・ジョロキアはバングラディシュ原産ではあるが、日本でも栽培可能だ。とある激辛大好きな人物が石川県中能登町産のジョロキアをゲット。「日本でも作れるし、辛いと言っても、まぁ大丈夫だろう」と、チャレンジしたのだが……医者にかつぎこまれそうになるほどの苦しみを味わったというのだ。以下が彼のジョロキア体験記である。
■ブート・ジョロキアを食べてみた
まずパクリと口に入れた瞬間だが、一瞬 「あれ、ピーマンのような……」 という錯覚に陥る。しかし、0.3秒後には、それは幻だと気づく。いや、辛いなんてもんじゃない。“痛い”のだ。口の中が猛烈に痛い。
とんでもないモノを食べてしまったと思いつつ、さらに残り半分を勢いで口に入れる。噛み砕く。さらに辛さと痛さは倍増だ。何が辛いって、種が辛いのだ。種、ひとつぶひとつぶが猛烈に辛いのだ。もちろん「皮」も十分に辛い。
止まらない汗。あつい。あつい。なかでもヤバくなっていくのは「喉」だ。喉ちんこのあたりの、喉の入り口が燃えているように痛い。まるで溶岩が流れたあとのような、とにかく激痛なのである。喉があまりにも痛くて、もう何も考えられない。
塩を口の中で溶かしてからうがいすると良いと聞いたのでやってみると、いくぶんマシにはなる。だが、痛い。喉の入り口を、「ぐわわ!」とこじ開けられたような、猛烈な痛さである。
■胃の中で放たれる異常なまでの存在感
また、のどの奥のさらに奥。胃のあたりでブートジョロキアの存在感を感じる。「おるで」みたいな感じだ。胃をピリピリと刺激してくる。なんだか自分で吐く息もジョロキアくさい。完全に体を乗っ取られた感じである。
食後、30分ほどで、胃の中で「おるで」と言っているブートジョロキアの存在が気持ち悪くなってきた。気分が悪くなってきた。お酒を飲み過ぎて気持ち悪くなっている状態と全く同じだ。これはもう体から出した方がいいと判断し、口の中に指を突っ込み自ら嘔吐してみた。
真っ赤に染まった便器の中。噛み砕かれたブートジョロキアと種が次々と出てくる。胃液のにおいはまったくせず、ブートジョロキアの辛い匂いしかしない。一応、ズボンを脱いで下からも出してみた。だが、ブートジョロキアらしきものは出なかった。
思い切り吐いたから大丈夫だと油断したが、5分くらいすると、さらに猛烈な気持ち悪さにおそわれる。再びトイレで嘔吐する。下からも出す。だが、気持ち悪さは収まらない。出そうとしても、もう出ない。しかし、胃の中にはブートジョロキアが「おるで」と言っている。
■もうアカン! 救急車呼んで!!
しばらくすると、立ち上がれないほどの気持ち悪さになってきた。もう本当に倒れそう。ドキドキする心臓、息のハアハアも止まらない。汗もダラダラ出てきて、体はプルプルと震えてきて、指先は冷たくなり、やがて指がおかしな方向に固まってしまった。モノを普通に持つことすらできない。
ここで自ら救急車を要請。その後、牛乳を飲んだら楽になったが、まだ指先や顔は真っ白状態。血の気がひいている状態だ。救急隊員の話によると、指の固まりなどは「過呼吸」によるものだという。また、自分で指を突っ込んで嘔吐するのはダメなのだそうな。理由は肺に嘔吐物が流入して、さらに事態が悪化するおそれがあるからだという。
結論として、ブートジョロキアは1つそのままパクリと食べてはいけない。絶対。絶対にだ。
以上である。男性は結局、病院には搬送されなかったそうだが、その苦しみは並大抵のものではなかったようだ。
記者(私)も、うっかり素手でジョロキアを触ってしまったのだが、その日の晩から手が熱を帯び、翌日いっぱいまで保冷剤を握っていないと痛くて何もできないという事態に陥ってしまった。外界からの刺激に比較的強い手の平ですらこうである。体内の粘膜に直接触れるかと思うと……。ジョロキア体験記が誇張でも何でもなく事実であることが容易に想像がつく。
触るのさえ危ない。まるまる1個を生で食べるのはもっと危険! ブート・ジョロキアはある意味、最強の生物兵器なのかもしれない。
Report:沢井メグ
photo:Rocketnews24.
▼【動画】絶対に真似してはならない
▼ブート・ジョロキア
▼ハバネロ(左)と。つるんとプリティなハバネロに比べジョロキアには可愛らしさのカケラもない
▼ジョロキアを食べる前の男性。辛いもの好きとあり余裕しゃくしゃくだ
▼「ピーマン?」と思わせておいてやがて地獄。ジョロキアをナメていてはいけないのである
▼このあと彼は顔面蒼白になり苦しんだ
沢井メグ




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