ロケットニュース24

【三十代女子の恋愛奮闘記】100年の恋も冷める!? ドケチ男子の実態

2012年6月20日

バブル崩壊後に生まれ育った平成世代の皆さんは、デート代のみならず、ラブホ代をワリカンにすることがあるそうですね。たしかに、もらっている給料に男女差があるわけでもないのに、男性ばかりが支払うというのは不公平かもしれません。

ですが、小中学生の頃とはいえ、多少なりともバブル期を知っている私たち三十路世代は、さすがにラブホ代のワリカンというのは男女共に気が引けてしまうのではないでしょうか?

とはいえ、バブル崩壊後、不景気が続いているのはまぎれもない事実です。世の中が不景気であることを、三十路女性たちも知らないわけではないので、「何から何までゴチになろう!」という考えの女性は減りつつあるといっていいでしょう。不況でお財布事情が厳しい男性にとっては、ありがたい現象ですね。でも、いくら不況といっても、「節約とケチは違う」ということは頭に入れておかねばなりません。節約も、度が過ぎると、相手をドン引きさせてしまうこともあるんです。

■ラブホのクーポン
同じ相手と何度も訪れていて、「次回割引券」を提示したり、ポイントカードでポイントを貯めるのは大いにけっこう。最近はラブホ経営も激戦状態のようで、各ホテルとも、割引サービスやポイント還元には工夫を凝らしていますよね。ですが、来訪した時の割引券やポイントカードを、別の相手と訪れた際に提示するのは、ケチ以前にマナー違反です! 

■カフェでのワリカン
食事代や飲み代はワリカンOKという女性でも、カフェでのコーヒー代をワリカンにされることには憤りを感じるという人もいるようです。「たかだか1杯300~400円のコーヒーをワリカンにするのは、店員さんに対して恥ずかしい」とのこと。合計が1000円以下の場合は、ワリカンは避けたほうがスマートでしょう。

■自宅デート
今夏も節電が叫ばれる予想ですが、「どんなに暑くてもエアコンをつけない人の家には二度と行きたくない」というのはごもっともな意見でしょう。常温のほうが体には良いということは百も承知ですが、客人が訪れた際はマナーとして、快適な室温を保ちたいものです。

■均一料金の激安居酒屋
気心の知れた友人同士なら、均一料金の激安居酒屋でも充分でしょう。しかし、デートの場合は考えものです。「自分のワリカン分まで節約したいのか?」と、ケチの烙印を押されてしまうことでしょう。

■節約アピール
節約自体は良いことですが、それを自慢げに吹聴するのはいかがなものでしょうか? 「使わない電化製品のコンセントはマメに抜いている」や「服はファストファッションしか着ない」、「ランチ代もばかにならないから弁当持参」など、その行動自体は悪いことではないのいですが、いちいち言うと敬遠されますよ。

■レストランで飲み物を頼まない
店員に、「お飲み物は?」と訊ねられた際に、相手の意向も聞かずに「けっこうです」と即答してしまうのは、ケチというよりも、気遣いがないですね。自分は喉が渇いていなくても、相手が飲みたい場合もあります。

■ワン切り
電話代をケチりたいのか、ワンコールかツーコールだけ鳴らして切るというのもいけません。着信があった側がかけ直すことになりますから、通話代は相手負担ということになりますね。自分から用件があるのなら、通話料は自分が持ちましょう。

もちろん価値観は人それぞれですので、オゴることが美徳というわけではありません。デートのために、「家では水と塩を舐めて過ごせ」とまでは言いませんが、ある程度の余裕を持って臨んでくださいね。

恋愛コラムニスト : 菊池美佳子

モバイルバージョンを終了