皆さんは漫画を読んでいて、画と文字のバランスが気になったことはないだろうか? 読みやすいと感じられるときもあれば、ちょっと読みづらいと思うときもあるはず。それらはもしかしたら、1ページあたりのコマ数やセリフ数が関係しているのかもしれない。とあるブロガーが、週刊少年ジャンプの連載作品(2012年13~26号まで)の、1ページあたりの「コマ数」と「セリフ数」を調査したグラフを公開している。それを見ると、各作品の傾向がよくわかるのである。
この調査を行ったのは、「psychobind」さんだ。2012年6月2日のブログで、「ジャンプ連載作品のコマ数・セリフ数まとめ」として13~26号のコマ数とセリフ数をカウントし、平均値を出した結果を公開している。実は3月の段階で、3話分のデータを作成していたのだが、今回の投稿でさらに詳細な情報をまとめ上げたのである。
調査基準としてセリフはふき出しをカウントし、ページ数でコマとセリフを割ることで、「1ページあたりのコマ数」および「1ページあたりのセリフ数」を計算している。
その結果、全作品の1ページあたりの平均コマ数は6コマ、セリフ数は10という結果が導き出されている。psychobindさんは、3月に最初の調査を行う段階で、「各作品のおおまかな傾向はこれでもなんとなくつかめるハズ」(ブログより引用)と、あくまでも参考の数値としているのだが、それでもそれぞれの作品の特徴を垣間見ることができるのだ。
1ページあたりのコマ数 1位『いぬまるだしっ』 2位『バクマン。』 3位『SKET DANCE』
1ページあたりのセリフ数 1位『斉木楠雄のΨ難』 2位『いぬまるだしっ』 3位『SKET DANCE』(以上ブログより引用)
より詳細なデータついては、psychobindさんのブログ「倩」を参考にして頂きたい。普段愛読している作品の、異なる側面が垣間見えるかもしれない。
参照元:倩(2012年3月17日のグラフ、6月2日のグラフ)
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