静止しているものが動いて見えたり、巨大なものが小さく見えたりとなんとも不思議な目の錯覚。その目の錯覚を映像を通して、分かりやすく実感させてくれる動画がここにある。

「Optical Illusion: The Tilt」という動画には、斜線が入った長方形や三角形が映し出されているのだが、どう見ても上の長方形が右に傾いているように見える。しかし実はこれ、下の長方形と平行に描かれているというのだ!

「そんなバカな!」と記者(私)も最初はこの事実を信じられなかったが、動画のなかで長方形の斜線が消えていくと、確かに2つの長方形が平行に描かれているのが分かる。何なんだ、これはーー!

動画投稿者の説明によると、どうやら2つの長方形に描かれた違う方向の斜線と、右上に描かれた三角形がこの目の錯覚を生み出しているらしい。恐るべし視覚マジック、錯視!

それにしても、ここまではっきりと目の錯覚というものを痛感させられると、普段自分が目にしているものまで疑いたくなってしまう。これからはその虚像に騙されず、真の姿を見抜けるよう、きちんと物事を見ていきたいものである。

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/greeenpro2009

▼こちらがその動画