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【革靴ゼラチン・毒カプセル事件】中国人「カプセル薬は怖いから薬を肉まんにつめたアル!」

2012年4月19日

廃棄された革製品からゼラチンを作る……この衝撃的な映像は本誌でもお伝えしたが、中国ではそのゼラチンが医薬品用として流通しているそうだ。さらに流通したゼラチンは薬のカプセルとなり市場に出回っている。この毒カプセルは大手製薬会社を含む複数の製薬会社の薬にも使用されていたことも判明し問題となった。

そんななか、あるネットユーザーが「カプセル薬は怖いから中身を出して、肉まんの皮にくるめばいい!」とそのアイディアを公開。動画も作成され「現代中国の悲劇だ」と話題になっている。

公開されたレクチャー動画はいたってシンプルだ。まず、肉まんの皮をちぎり、そこにカプセル薬の中身を入れる、それを団子状にして飲むというものである。

これを見た中国ネットユーザーは

「現代中国の悲劇だ」
「ああ、中国だなぁ……」
「肉まんの皮も信じられないのだが」
「健康が一番! 薬なんかに頼るな」
「食べ物も怖い」
「もう自給自足するしか」
「土壌もヤバイって」

などとコメント。

コメントからは今回の革靴ゼラチン事件だけでなく、食の安全に対する信頼性が薄いことも垣間見ることができる。

この飲み方に対して専門家は「カプセルは単なる薬の入れ物ではありません。胃腸を守る働きもあります。肉まんの皮で薬を飲むと胃腸を痛める可能性があり危険です。定められた服用法を守ってください」と警告している。

毒カプセルには基準値を超えた発がん性物資・六価クロムが含まれるとされている。それを摂取するくらいなら、胃腸を痛めた方がましというのが市民感情なのだろう。

だが、実際にカプセル薬の中身だけを飲んで、食道に炎症を起こしたケースも報告されている。また大きな塊だと喉につまって窒息する可能性もある。真似はしない方がいいだろう。このレクチャーへの注目度こそが「現代中国の悲劇」なのかもしれない。

参照元:Youku 施瓦辛格格

▼レクチャーは55秒から開始

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