【画像あり】オープンしたばかりの『MOSDO』のメニュー（31品）を全部持ち帰ってみた！

いよいよ関東に初進出したモスバーガーとミスタードーナツのコラボ店『MOSDO』。東京のお店は京都のお店と同じく、両チェーンのメニューは一切置かずに、オリジナルの商品を揃えています。どちらも大好きな私（佐藤記者）は、開店（10時）前の早朝6時30分に足を運び、先頭グループで入店しました。店内限定メニューを含む35品を食べてみましたので、その感想をお伝えしましょう。

店内限定の商品は厚焼きホットケーキの「メープル＆バター」と「キャラメル＆アップル」、そしてデザートサンドの「くるみとブルーベリーのデザート」と「ふんわりクリームのデザート」の4種です。これらは持ち帰ることができないので、お店で頂きました。持ち帰ったのは、ホット・デリサンド、パニーニ、コールド・デリサンド、焼くドーナツ、コルネなど全31品になります。

これらのなかでもっともおいしかったのは、先の記事でもお伝えした通り、厚焼きホットケーキです。次に「これは！」と思ったのが、花束の形をした「花束サンド」です。これはトルティーヤでたっぷり野菜をサンドウィッチしたもの。見た目に華やかなだけでなく、新鮮野菜を惜しげもなく使っていて、なかなかのボリューム。Lサイズは男性でも満腹になるのではないでしょうか。

これを持ち帰ったのですが、袋のなかで転倒しないように、専用箱に工夫が施してあります。かなり強い力を加えない限り、花束の形は維持されるでしょう。2つのドレッシング（マリネ・ゴマ）が添えられていて、かなりのボリュームながらも食べ飽きないように配慮されているようです。

・私が「素晴らしい！」と思ったところ
ショーケースを飾るスイーツの数々には、心躍るものがあります。これらスイーツサンドや焼きドーナツを目の当たりにした女子は、歓喜するに違いありません。全部食べようとさえ思ってしまうほど、華やかな見栄えです。お値段は120～350円で、コンビ二スイーツ感覚で楽しめるでしょう。

・私が「イマイチ……」と思ったところ
前述の花束サンドは斬新なメニューなのですが、それ以外のものに目新しさを感じません。また価格帯も、パニーニ290～320円、サンド390～450円となっており、自由にサンドをカスタマイズできるサンドウィッチチェーン『サブウェイ』と比べるとやや劣るでしょう。コラボ店の割りには地味な品揃えという印象を受けます。

実は、同店がオープンする前からインターネット上では、「なぜ、ハンバーガーやドーナツを置かないの？」という声もあったようです。両方を一緒に食べられるのは、広島の第1号店だけ。他県にも同じ販売方法をとる店舗があっても良いように思うのですが、両チェーンの既存店と客を取り合うことになるのを避けたようです。

ちなみに恵比寿店のすぐ近所には、すでにモスカフェがあります。あまりにも近いので、品揃えを変えても何らかの影響が出る可能性さえあります。いずれにしても、今後は2社の協力でいままでない驚きのサンドやスイーツが登場するかもしれません。商品開発に期待したいと思います。

取材、写真：佐藤英典