日本はもとより海外からも高く評価されている漫画『AKIRA(アキラ)』。大友克洋氏が1982~90年にかけて週刊ヤングマガジンに連載していたSF漫画だ。連載開始からすでに30年経ているのだが、いまだに世界中の漫画ファンから崇拝される作品で、2012年にクランクインするものと見られている。

映画化の話は2008年からあったのだが、相次ぐ監督降板で一時は制作中止とのうわさも流れた。ところが2011年7月に、ジャウム・コレット=セラ氏が監督と務めることが決定し、最近になって強烈な布陣で制作に臨むのではないかとの情報が流れ始めたのである。

ストーリーで重要な役割を果たす敷島大佐役を、名優ゲイリー・オールドマンが起用されるかもしれないというのだ。

この情報は、海外のエンターテイメント情報サイトが報じているものだ。それによると、ゲーリー・オールドマンにアーミーの実質的な最高司令官敷島大佐役のオファーがかかっているという。

これまで数々の作品に出演してきたオールドマン。そのどれもが素晴らしい作品ばかり。1994年『レオン』をはじめ、ハリーポッターシリーズ、バッドマンシリーズでも最高の役どころを演じている。申し分のない実力の持ち主といえよう。

その彼が敷島大佐を演じるかもしれない。この役は主人公にとって、ある意味敵であり見方でもある。ストーリーにおいてとても重要なポジションだ。オールドマンが演じるのであれば、否応なしに期待が高まる。

また、アキラを崇拝する教祖ミヤコ役には、ヘレナ・ボナム=カーターの名前が挙がっている。彼女も実力派で知られており、ハリーポッターシリーズや、『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』などで名演を行っている。ミヤコ役には打ってつけではないだろうか。

ちなみに、主人公金田役を『トロン・レガシー』で主人公フリンを演じたギャレット ・ヘドランドが務めるようだ。いずれにしても、詳細は不明のままだ。いち早く、公式な発表がされることを願う。

参照元:FEATURES