喫煙者は必ずと言っていいほど、携帯する「ライター」。しかし今月27日から子供でも簡単に操作できるライターは販売できなくなる。つまりは、点火ボタンが重くなったものや、2か所を同時に押さないと火が出ないものが市場に出回るわけだ。
既にコンビニなどでは、経済産業省のテストに合格した「PSCマーク」付きのライターが販売されているが、正直な話、非常に使い勝手が悪い。子供の火遊びをなくすための処置であることは十分理解しているのだが、なかには大人でも着火できないものもあるのだ。
この動画を見てほしい。これは大人が「PSCマーク」付きのライターを着火しようと試みる動画なのだが、大人でさえも着火が難しい。なぜここまで、過剰に対応してしまったのか理解に苦しむが、このやり方が経済産業省なのだろうか。
子供の安全を確保する目的はもちろん承知の上だが、さすがにこれはやりすぎなのではないだろうか。経済産業省には可能であれば、他に実装方法はないのか、改めて検討してもらいたいところである。
写真:rocketnews24