世界最大のSNS、それがFacebook(フェイスブック)だ。登録ユーザー数は世界中で5億人を突破したと言われており、そんなことを聞くと「俺もFacebookやったほうがいいのかな……」なんて気持ちになってくる。
ということで今回は、Facebook初心者がやってしまいがちなことを9つご紹介したい。
その1:友達がそんなにいないことに気付く
Facebookに登録した。普段よく遊ぶような仲の良い友達や、Facebookに誘ってくれた人などは友達として登録されている。しかし、そこから先が広がらない。検索しても、いつもバカ話で盛り上がるアイツやアイツは、一切出てこない。
その2:少数精鋭主義を決意
Twitterでもmixiでもそうだが、あまり深い関係でない人を友達リストに加えまくると、どんどんワケが分からなくなる。一体こいつは誰なんだ? 一体なぜ、よく知らない人の日常を見るハメになっているのだろう……と、ふと気づく。そして少数精鋭主義を決意する。
その3:しかし友達の友達を隅から隅までチェック
友達は、友達の友達からさがすのが手っ取り早い。ということで友達の友達をくまなくチェックし、飲み会などで一度でも言葉を交わしたことがある人にはドキドキしながら「友達リクエスト」。こうして、浅すぎる関係の友達が、どんどん増えていく。
その4:「●●さんが■■人と友達になりました」で焦る
Facebookを利用していると、チョイチョイ表示されるのが「●●さんが■■人と友達になりました」である。●●さんが何人と友達になろうが、誰と知り合おうが俺には関係ない話。どうせ浅い関係を築いているのだろうハッハッハ!と勝ち誇っても、実は少し焦ったりする。
その5:数年前の写真を使う
Facebookには自身の顔写真が必須である。ウソ偽りなく自身の写真を使うのがルールとされているとも聞く。しかしながら、最近少し太ってきた。もしくは少しハゲてきた。「どうせみんなもしているんだろ?」とばかりに、一番輝いていた数年前の写真を使ってしまう。
その6:大昔のクラスメイトがハーバード大学卒だった
Facebookを利用して、愕然とするのが小学校や中学校時代のクラスメイトの立派さである。メガネをかけてオタクくさかったアイツが、いつの間にかハーバード大学卒だった! しかも友達1200人! その友達の中に、別のクラスメイトを発見! そいつはそいつでアメリカ在住、映像作家になっていた!……など、愕然することも珍しくない。そして自分と比べてむなしくなる。
その7:高卒なので「●●大学卒」とか書けない
Facebookのプロフィールには、出身校を記入する欄がある。しかし、そこに中学校や小学校の欄はない。高校だけを登録していると、高卒だということがモロにバレる。ということで、もしも高卒ならば出身校は何も書かないのがベターである。勤務先も書かない。つまり何も書かないほうが良い。その結果、謎多き人物となってしまう。
その8:「共通の友達」がメチャ多いが、面識はない人の気まずさ
友達を探そうとしたとき、ズラーッと表示されるユーザー写真の下に表示されている「共通の友達●人」の文字。共通の友達が6人もいれば、少しくらいは関係あるだろうと思いきや、自分とは1ミリたりとも関係していない。よって、友達にはなろうとは思わないが、友達を探そうとすると、いつもその人が表示される。そして、その人からもこちらは見えている。微妙な距離感がもどかしい。
その9:「知り合いかも?」で嫁(妻)や家族が表示される
Facebookの基本画面左端に、チョイチョイ表示されるのが「知り合いかも?」だ。ぜんぜん知り合いじゃないことのほうが多いが、たまに嫁(妻)がチョイチョイと顔を出す……なんてことも珍しくはない。さらに嫁の登録写真が思い切り昔の、一番イケてる時の写真だったりもし、少しせつなくなることも。もちろん友達にはならないし、家庭でもFacebookの「フェ」の字も言わない。知らないフリをするに限る。
以上9選。いかがだったであろうか?
いずれにせよ、Facebookには社会的地位もそこそこあり、リアル(実生活)が充実している『リア充』が非常に多い。顔を出したがらない人や、携帯プロフサイトによくいるようなヤンキー(写真はプリクラ)の姿なんて皆無である。
ちょっと居心地悪いなと思ったら、無理してFacebookを利用する必要はないだろう。
Report:GO羽鳥