日本中が違和感を覚えた松本龍復興担当大臣が宮城県知事に対し行った態度と発言。多くの人から「恫喝では?」との声があがっており、特に、「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか? 皆さん。絶対書いたらその社は終わりだから」と最後に付け加えた発言に対しては、このようすをそのまま「書く」わけではなく「放送した」TBC東北放送をはじめ、次々と反発の声が上がっている。

そしてまたひとり、異を唱える者が現れた。男の名前はみのもんた。彼は自身が司会を務めるTBSの朝番組『みのもんたの朝ズバッ!』において、次のような発言をしている。
 
「まーっ……もう、東京へ帰ってるんでしょ? 松本さんに来てもらいましょうよ。これはでも、ちょっとね、この発言は、現職の大臣としてね、ま、現職の大臣だからということもあるかもしれないけれども……松本さんっていくつ? 60歳、還暦か。60年の人生を経てきて国会議員になった人間としてね、どういうつもりで言ったのか、このスタジオに来て言っていただきたい。聞いてみたい私は。ねぇ~。で、言われたこの宮城県の知事さんは、どんな気持ちで聞いたのか。この方にもおいでいただいて聞きたいですね。どうあるべきなのかとね」
 
つまり、みの氏は「このスタジオが裁判所だ」とばかりに、今回問題となった両者をスタジオで話し合わせようとしているのだ。また、
 
「ん~。しかしまたすごいねこれは。でも僕一番気になったのは、一番最後の『これオフレコだからオマエ書いたらその社はオシマイだ』っていう、『書いたらオマエの会社をつぶしてやるぞ』ってことですかこれは? これはスゴイよね~
 
と、あらためて「オフレコ要請」についてズバッと言及。同番組に出演していたコメンテーターも、これに同調した。

そんなみの氏の発言に対し、ネット上では「みのもんた△(さん、カッケー!)」、「はじめてみのを褒めたいと思った」、「俺さすがは俺達のみのもんた 」、「古館では100年経っても無理だろうなw」、「プロ野球珍プレー好プレーの頃からファンでした 」、「クイズミリオネア最初から見てました!」、「この件に関しては評価する 」など、人気が急上昇している。

朝から静かにみのもんた氏を怒らせた松本龍復興相の問題発言、今後もしばらく波紋を呼びそうだ。

イラスト:ロケットニュース24