パソコンでメールクライアントのアプリケーションを使っている人はいるだろうか? おそらくほとんど居ないのではないだろうか。海外のソフトウェア開発会社が、電子メールの使用環境について調査を行ったところ、ここ2年間でメールクライアントを使わなくなったという人が、増えているという。はっきり言ってしまえば、不要なソフトではないだろうか。
調査を行ったのは、メールマーケティングソフトの開発と販売を行っている「Campaign Monitor」だ。同社はメールについて調査を行ったところ、次のような結果が出た。
この2年間で、デスクトップ上でメールクライアントを使用している割合は、11パーセント減少。Gmailなどを利用してウェブ上でメールを使っている人は、4パーセント減少した。これに対して、モバイル端末を利用している人は、2年の間に16パーセントも増加しているのだ。
モバイルユーザーの内訳は、iPhoneが71.98パーセント、iPadが14.95パーセント、Androidは8.24パーセントとなっている。
この結果から、今後益々モバイル端末でメールを管理する人が増えるものと思われる。一方、デスクトップ上で管理する人はさらに減少するだろう。
もういっそのこと、メールクライアントそのものを、この世から抹消した方が良いのではないだろうか。
参照元:TNW(英文)