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ほぼリアルタイムで世界中の地震発生状況が地図上に表示されるサイトで見る、地震大国日本

2011年3月18日

M9.0を記録した11日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)以降、いまだ余震が続いている日本。M5.0以上の余震は250回以上も起きているとされており、引き続き油断は許されない状態である。しかし、地震が起きているのは日本だけではない。17日にはバヌアツ共和国でM6.3の地震が発生した。

そんな世界の地震状況を、ほぼリアルタイムで把握できるのが、アメリカ国立科学財団などが運営する調査機関IRISのサイトにある「Seismic Monitor」である。

世界地図上に表示された「円」の大きさは、マグニチュードの規模に比例している。一番大きい円はM8.0。最も小さい円はM4.0だ。

円の色は、時期に比例。赤は今日。オレンジは昨日。黄色は2週間以内で、紫色は5年以内を意味している。また、ポインタを円に合わせると、その場所で起きた地震の詳しい状況が表示される。

30日以内に起きた地震は、地図下の「Last 30 Days Earthquakes」ボタンを押すと一覧で表示される。時間は世界標準時間なので、プラス9時間で日本の時間になる。先に「ほぼリアルタイム」と書いたのは、20分ごとに更新されるためだ。

ちなみに今(18日12:30)から24時間以内に起きたM4.0以上の地震は世界中で48回。最も大きかったのはバヌアツ共和国のM6.3。

回数で言えば、バヌアツ共和国2回、カリフォルニア湾2回、米アラスカ州1回、中国新疆ウイグル自治区1回、露カムチャツカ半島近海1回、チリ近海1回。残り40回の地震は、すべて日本で起きている。

参照元:IRIS Seismic Monitor(英文)

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