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コーヒーと紅茶が糖尿病リスクを軽減!豪・シドニー大学が研究発表!

2009年12月15日

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オーストラリア、シドニー大学のRachel Huxley博士はレギュラーコーヒー、カフェインなしコーヒー、紅茶が2型糖尿病リスクを18%~36%減少させる効果があると明らかにした。『Sydney Morning Herald 』などが複数の海外メディアが14日、報道した。

Rachel Huxley博士は45万7千922人が調査対象になった18件の研究論文を総合分析した結果、レギュラーコーヒー、カフェインなしコーヒー、紅茶を1日3~4杯飲む人は糖尿病発病率がそれぞれ平均25%、36%、18%、低いことが明らかになったと述べた。さらに、レギュラーコーヒー1杯の場合、平均7%ずつ糖尿病リスクが低くなると分析した。(カフェインなしコーヒーと紅茶はデータが不十分なため1杯ごとの糖尿病のリスク減少率を抽出することはできなかった。)

カフェインなしコーヒーが糖尿病リスクの減少率が最も高い理由として、Rachel Huxley博士は「カフェインだけでない他の成分がこのような効果を持っているのだろう」とは話した。また同博士は「コーヒーにはカフェインの他にマグネシウム、リグナン(植物に入っているエストロゲン類似成分)、クロロゲン酸が入っていてこれらの成分はすべて抗酸化物質で血糖コントロールとインスリン分泌に有利な影響を及ぼすと考えられる」と明らかにした。

もしこの結果が臨床実験を通じて確認され、糖尿病リスクを減少させる成分の正体が明らかになれば、新しい糖尿病予防や治療法などが可能になるとRachel Huxley博士は付け加えた。

この研究結果は米国医学専門紙「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン」(Archives of Internal Medicine)の最新号(12/14-28日付)で発表された。

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