ロケットニュース24

東京のど真ん中に2匹のヤギがいる理由 / 四ツ谷駅のすぐそばで遭遇した珍光景

約1時間前

先日、四ツ谷駅を利用したときのこと。

改札付近で、何やら数人が集まって下を覗き込んでいた。

何かトラブルでもあったのだろうか? と思いきや、みんなの表情はとても穏やかだし、スマホを取り出して写真を撮っている人もいる。

一体何があるのだろう。気になって私も近づいてみると……。

・都会のど真ん中に〇〇

場所は、JR四ツ谷駅の麹町口側、東京メトロ丸ノ内線の駅が見えるあたりだ。


人々が覗き込んでいる先に目を向けると……


ヤギだ


そう、草が生い茂る空間に、なんとヤギがいたのだ。こんなところにヤギなんていたっけ?

周囲には駅やビルが立ち並び、電車も行き交っている。そんな都会の風景の中にヤギがいるというのが、なんとも不思議である。

私と同じように足を止める人も多く、写真を撮ったり、じっと眺めたり。次から次へと人がやってきては、ヤギの姿に目を細めていた。



・除草のためにやってきた2匹のヤギ

たまたま近くにいた関係者らしき男性に話を伺ってみると、なんでも、このヤギたちは先週の金曜日(10月9日)から、除草のためにレンタルでやってきたのだという。

しかも1匹だけではなく、2匹。名前は、1歳の男の子「ナギくん」と、2歳の女の子「ポッケちゃん」。

植物の「ナギ」と「ボケ」から取られているそうなのだが、「ボケ」ではちょっとかわいそうということで、「ポッケ」になったらしい。

なんだか名前まで愛らしいではないか。実際にヤギが草を食べた場所も教えてもらったのだが、確かにそのあたりは草が少なくなっている。


あぁ、かわいいな


ちなみに、2匹は年内いっぱい滞在する予定だそう。冬は草があまり生えないため、いったんお休みし、来年3月ごろから再びやってくる可能性もあるという。


・気づけば20分近く眺めていた

それにしても、なんとも癒される光景である。

ビルがあって、駅があって、電車が走っていて……そのすぐそばで、ヤギがのんびり草を食べている。ヤギ自体は決して珍しい動物ではないし、私も学生時代に長野県で暮らしていたので、何度も見たことがある。

それでも、東京のど真ん中で出会うと、こんなにも新鮮に感じるものなのか。同じものでも、出会う場所や状況によって、印象はずいぶん変わるものだ。

なんてことを考えながら、気づけば20分近くヤギを眺めていた。



・じわじわキテル!

Xでもポツポツ話題になっているようだし、これから都会の新たなオアシスとして、ますます注目を集めるかもしれない。

もし四ツ谷方面に行く機会があれば、ぜひナギくんとポッケちゃんに会いに行ってみてはいかがだろうか。

執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

▼四ツ谷にあらわれたナギくんとポッケちゃん

▼エサやりは禁止

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