ロケットニュース24

予算3000円で “おつまみの家 ”を作ってみてわかったこと。大人の夢は甘くないが、めちゃくちゃ楽しい!

昨日

誰もが子どもの頃、一度は憧れたことがあるのではないだろうか、お菓子の家に。

大人になった今は、お菓子よりもおつまみの家の方が嬉しいかもなぁ……なんてぼんやり考えていたとき、ふと思った。

それなら、作ればいいじゃん!

ということで、予算3000円で人が入れるサイズのおつまみの家作りに挑戦してみた。

実際に作ってみると、想像していなかった発見がいろいろあったのでお伝えしたい。

・きっかけは友人のお菓子の家

以前、当サイトで無印良品の「自分でつくる 組み立てる ヘクセンハウス」を作ったことがある。

小さなパーツを組み立て、お菓子で飾っていくのだが、これがなかなか楽しかった。

そんな私が今回「もっとデカい家を作りたい!」と思ったきっかけは、友人がInstagramに投稿していたお菓子の家。

段ボールをベースにして、そこに袋入りのお菓子をペタペタと貼り付けていくというものだ。なるほど。

これなら人が入れるほど大きな家も作れるし、お菓子は袋に入ったままなので衛生的。完成したからといって、急いで食べ切る必要もない。


・段ボールとテープで予算の半分つかっちゃったDIY

友人に作り方を聞くと、「ビバホームで800円くらいの一番大きい段ボールを買った」とのこと。

そこで近所のホームセンターを見てみたのだが、思ったほど大きな段ボールがない。ビバホームにも行ってみたものの、友人が言っていたサイズはなかったので外寸530×380×540mmの段ボール(438円)を購入した。

頭の中でなんとなく完成形をイメージしながら、購入枚数は3枚。さらにテープなども購入すると、この時点で約1500円。予算の半分を使ってしまったぞ……。

ということはおつまみに使える予算、残り約1500円。やや不安だが、まずは家を作ってしまおう。


・まずは家を建てる

友人は、適当に作ったと言っていたので、私も特にサイトなどは参考にせず、イメージだけで作っていくことに。

段ボールのつなぎ目を開いて大きく広げ、2枚を組み合わせて囲ってみると……


結構、いいサイズ感


大人1人が座って入れるくらいのスペースは確保できた。せっかくなので屋根は三角屋根にしたいなぁ。

試行錯誤しつつも、子どものアイデアで段ボールを引っ掛けるようにし、最後にテープで固定。

扉も人が入れそうなサイズでカット。

窓用に切り抜いた部分でなんちゃって煙突も設置してみた。

完全なる思いつき建築だが、なんとか完成!

まぁ現実の家づくりだったら、施主がブチギレるレベルの適当さであるが。


・残り1500円でおつまみは買えるのか

家が完成したところで、いよいよ外壁材となるおつまみを調達する。残る予算は約1500円だが、ここで大きな壁にぶつかった。


おつまみ、高い


ちょっとしたチーズや珍味でも300円前後するものが多い。これを家一軒分貼ろうと思ったら、1500円なんて一瞬で消えてしまう。そこで目をつけたのが、3連や4連になっているスナック菓子だ。

「え? それじゃ、やっぱりお菓子の家じゃん」と思ったあなた。その声は一旦、心にしまっておいてほしい。

チョコやキャンディじゃないし、人生、広い心でいこうじゃないか。とりあえず、ダイソーにて予算内で買えるだけ買ってみた。


・ひたすら貼る

まずは、屋根から貼っていく。袋の裏にテープを丸めて貼り、ひたすらペタペタ。


ペタペタ



ペタペタ


カラフルな袋が並ぶと、想像していた以上にかわいい。やはり、雰囲気的にも、今のところ完全にお菓子の家だが、これはこれでテンションが上がる。

……が、これで3000円分終了である。つまり、屋根しか貼れなかった。

ということで、ここからは検証の3000円とは別にもうちょっとおつまみっぽいものを追加購入しつつ、さらに家にあったものなども投入することにした。


・予想外の展開

そのまま壁にもペタペタ、ペタペタ。

ところが作業を進めていると、お菓子の家にはなかったであろう問題が発生した。

おつまみが重いのだ。チーズやナッツなど、そこそこ重量があるものを購入したもんだから、貼ったそばから重みでズルッと落ちてしまうものもあった。

屋根は斜めだし、貼りやすかったなぁとか、ブツブツ言いながら、貼り続けていく。


ペタペタ



ペタペタ


作業開始から約3時間。ついに完成!

ちなみに、おつまみを貼ったのは家の全面ではなく、正面を中心とした半面ほど。こちらをもって「完成」とさせていただいたことは、ご了承いただきたい。広い心……ね。


どう? 思っていたより、ちゃんと「家」じゃないだろうか。

もっと珍味やナッツなどを増やせば「大人のおつまみの家」感が出そうだが、そこまでやったら、段ボールハウス界の高級住宅になってしまいそうだ。


・中に入ると妙に落ち着く

身長158cmほどの私で、出入りは問題なし。今回作ったサイズだと、体格によってはもう少し大きな入口にしたほうがよさそうだ。

せっかく完成したので、休憩も兼ねて中で一杯いただいてみる。


妙に落ち着くぞ


段ボールに囲まれたこの感じ、秘密基地みたいで意外と居心地がいいのだ。

窓からおつまみや飲み物のおかわりを受け取ることもできる。これはなかなか楽しい。

家族からは、「貞子みたい」と言われたが……。


・おつまみの家を作ってわかったこと

ということで、実際に大人が入れるサイズの「おつまみの家」を作ってみてわかったことは、

・段ボールの家自体は、思ったより簡単に作れる
・予算3000円ではだいたい屋根まで
・重いおつまみは落ちやすい
・本気で「おつまみ感」を出そうとすると、かなりお金がかかりそう
・中に入ると妙に落ち着く
・そして、めちゃくちゃ楽しい

ということだった。子どもの頃に憧れた「お菓子の家」を大人になった今なら、もっと大きく、もっと自由に作ることができる。

少しでも興味を持った方は、ぜひ自分だけの「家」を作ってみてほしい。ただし、大人の夢には、やっぱりそれなりに金がかかるようだ。

執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

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