
北海道土産の大定番「白い恋人」。
その製造工程を見学できるだけでなく、限定スイーツやバラ園、フォトスポットなども楽しめるのが、札幌市にある「白い恋人パーク」だ。
北海道の人気観光スポットのひとつで、私(夏野)もこれまでに2、3回訪れている。
そんな白い恋人パークの有料エリアが、2026年7月30日にリニューアルしたという。
一体、どれくらい変わったのだろうかと、気になって行ってみたところ……って、工場で働いてる人、猫耳つけとるやないかーーーい!
・北海道の人気観光スポット「白い恋人パーク」
訪れたのは夏休み真っただ中。駐車場にはたくさんの車が停まっており、園内も多くの観光客でにぎわっていた。
白い恋人パークには無料で楽しめるエリアもあるが、製造ラインなどを見るには有料エリアへの入館が必要である。
もちろん見ます、製造ライン! 事前予約はしていなかったが、スムーズに入館することができた。
この階段を登っていくと……
「チョコトピアハウス」に到着。ここは「白い恋人を発明した博士の館」という設定で、カカオのストーリーや、現在のチョコレートができるまでの歴史を映像やプロジェクションマッピングで楽しく学べるエリアだ。
なかでも「タイムトラベルルーム」では、チョコレートの歴史を変えた “四大革命” を、迫力あるプロジェクションマッピングで紹介してくれる。このあたりは、リニューアル前と変わってはいないようだ。
だが、少し進むと、明らかに以前とは違うエリアが現れた。
・巨大な白い恋人の缶に入る
今回のリニューアルで新たに誕生したのが「白い恋人ビッグボックス」。
「白い恋人54枚入」の缶をモチーフにした巨大な空間で、人間がその中に入れてしまうというコンセプトだ。
中には映像や音を使った仕掛けがあり、巨大な白い恋人と写真を撮れるスポットなどもあって、白い恋人の世界観をたっぷり楽しめる。
壁に映し出された白い恋人に文字を書ける仕掛けも発見。
「ブラックチョコレートの白い恋人が食べたい」という気持ちで「黒い恋人」と書いてみた。
……なんだろう。文字にすると、急に違う意味がありそうに見えてくる。なお、「白い恋人」にはブラックチョコレート版もちゃんと存在している。
ほかにも、遊べる仕掛けやフォトスポットがいろいろあり、我が家はこのあたりだけで1時間以上滞在してしまった。
工場見学の途中にある展示というより、ひとつのアトラクションエリアという印象だ。
・製造ラインの見せ方もリニューアル
そして、いよいよ私が楽しみにしていた製造ラインへ。
今回のリニューアルでは、タッチパネルを使った仕掛けなども増えており、ただ機械を見るだけではなく、遊びながら製造工程を知ることができるようになっていた。
もちろん、本物の製造ラインもしっかり見学できる。
ラング・ド・シャが次々と流れていき、その間にチョコレートがサンドされていく。少し見づらい部分もあるが、実際に商品が作られている光景を眺められるのは、やはり工場見学好きとしてたまらない。
……が、今回、製造ラインそのものと同じくらい私の目を引いたものがあった。
従業員の方の帽子をよーく見てほしい。猫耳がついているのだ。
えっ、かわいいけども……。白い恋人パークには、白猫の「プルミ」と黒猫の「ラムル」というキャラクターがいるが、その世界観に合わせたものなのだろうか。
とはいえ、本物の食品工場の製造ラインで、従業員の方々が猫耳のついた帽子をかぶって働いている光景はなかなかシュールである。
もし何かトラブルが起きて、真剣な対応をしていても猫耳。怒られることがあっても猫耳。
……と考え始めると、申し訳ないけれどちょっと笑ってしまった。一般的な形の帽子より構造も複雑そうだし、衛生管理を考えればシンプルなほうがラクなのでは、なんて余計なことまで考えてしまう。
それでも、世界観を製造現場にまで持ち込むとは、面白くて脱帽である。
・最後には「白い恋人」が!
製造ラインを見学したあとには、もうひとつ新しくなったポイントがある。それが「白い恋人プレゼントステーション」だ。
入館時にもらったQRコードをかざすと、「白い恋人2枚入」の小箱が出てきた!
デザインは何種類かあるようで、何が出るのかはお楽しみ。工場で実際に作られているところを見た直後に「白い恋人」を手にできるという流れがなんかいいなぁ。
ちなみに今回のリニューアルに伴い、入館料も変更されている。(大人800円→1200円)値上がりだけを見ると「おお……」と思ってしまうが、実際に回ってみると、以前より体験型のコンテンツがかなり増えていて、満足度もそのぶん上がっているように感じた。
・無料エリアも楽しい
白い恋人パークの魅力は、工場見学だけではない。
無料で気軽に楽しめる英国風の建物やフォトスポット、ローズガーデン、ショップなどがあり、歩いているだけでもかなり楽しい。
限定グルメも充実しており、今回食べてみたのが「白い恋人 生チョコサンド」。ホワイトとブラックがあり、各600円だ。
見た目は巨大な「白い恋人」のようだが、サンドされているのは板状のチョコレートではなく生チョコ。おいしいが、かなり甘いので、甘いものがそれほど得意でない人ならシェアして食べてもよさそうだ。
ほかにも、白い恋人のチョコレートを使ったクリームがたっぷり入った「白い恋人シュークリーム(380円)」は、まろやかな甘さが楽しめて、食べ応えも十分だった。
・北海道旅行にぜひ
北海道らしさを味わえる観光スポットとしてはもちろん、半日以上楽しめるテーマパークとしてもかなり満足度が高い「白い恋人パーク」。
一年ぶりの訪問だった私も、リニューアル後は思っていた以上に新鮮な気持ちで楽しめた。
北海道旅行で札幌を訪れる予定がある人は、無料エリアだけで帰らず、時間に余裕があれば有料エリアまで入ってみてはいかがだろうか。
・今回訪れた施設の詳細
施設名 白い恋人パーク
住所 北海道札幌市⻄区宮の沢2-2-11-36
時間 10:00~18:00
参考リンク:白い恋人パーク
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.
▼今回のリニューアルで誕生した「白い恋人ビッグボックス」の中は体験コンテンツやフォトスポットが充実
▼ひとりで鳴らす鐘もいいものだ
▼白い恋人ができるまでを見学。こりゃ、ずっと眺めていたいよ……
▼私が入るとなんだかサウナに入っているように見えるのは気のせいだろうか