ロケットニュース24

初対面のおじさんに3000円以上使ってしまったよ…熱海の「あつお」の虜になった我が家の夏

30分前


先日、熱海であるおじさまに出会った。

丸い顔に、ちょびひげ。浴衣をまとい、手には魔法のステッキらしきものを持っている。その名は「あつお」。

初めて見たときは「かわいいな」程度だったのに、まさかこのあと、家族全員があつおに心を奪われることになるとは。

気づけばグッズに3000円以上を費やし、最終的には新幹線まで1本逃すことに……。

・熱海に住み着いた「おじさまの妖精」

そもそも、あつおとは何者なのか。

あつおは、熱海温泉ホテル旅館協同組合の公式キャラクター。若かりし頃に社員旅行で訪れた熱海に魅せられ、妖精になって住み着いたおじさまなのだという。

趣味は温泉入浴、熱海の観光案内、そして熱海を訪れた人を陰ながら見守ること。手には、梅や干物、温泉などをモチーフにした魔法のステッキを持っていることもある。

毎日、温泉に入っているため肌はツルツル。見た目はおじさまだが、心は乙女らしい。なかなか設定が細かいな。


・熱海には、あつおがいっぱい

我が家があつおと初めて出会ったのは、新幹線の熱海駅の改札を出たところ。そこに、あつおの顔出しパネルがあったのだ。

そのときは、よくある記念撮影くらいの感覚でパシャリ。ところが駅前には、ARを使ってあつおと一緒に写真を撮れるコンテンツまであった。ここで動くあつおを見てしまったもんだから……、もうかわいい!

さらに商店街を歩いてみると、あちらこちらにあつおがいる。

お土産店をのぞいても、あつお。

家族全員のあつおへの親近感が高まっていく。なんか、あつおを見かけると妙に安心するのはなぜだろうか。



・サンリオでも、ちいかわでもなく「あつお」

ちなみに、お土産店には、サンリオやちいかわをはじめ、子どもたちが好きそうなキャラクターグッズが数多く並んでいた。普段なら、そちらに心惹かれそうなものだが、今回子どもたちがお土産として手に取ったのは、あつおのシール。

……でも、わかる。私も、もうあつおから目が離せなくなっていた。

そして、あれもかわいい、これも欲しいと選んでいるうちに、気付けば あつおグッズだけで3000円以上購入していた。

普段の私は、特定のキャラクターに強くハマるタイプではない。ぬいぐるみを旅先へ連れて行き、景色や食べ物と一緒に撮影する人を見ても、「楽しそうだな」と思うくらいだった。

だが今なら、その気持ちが少しわかる。あつおにも、いろんな景色を見せてあげたい。一緒に写真を撮りたい。そう思わせる何かが、このおじさまにはある。


・あつおのために新幹線を逃す

帰宅直前、私たちはもう一度、ARであつおと写真を撮ろうということに。

熱海駅に停車する新幹線は、時間帯によっては1時間に2本ほどなので、1本逃せば当然帰宅も遅くなる。それでも、あつおと撮りたかった。そして撮影を楽しんでいるうちに、乗る予定だった新幹線は行ってしまった。

何をしているのだろう、私たちは。



・みんなのアイドルだよ

帰りの新幹線では、購入したあつおグッズを眺めながら家族で乾杯した。

さらに「あつおは、みんなのアイドルだから、誰かひとりのものにして奪い合わない」と誓った。

熱海には温泉、海鮮、スイーツ、レトロな街並みなど、魅力的なものがたくさんある。その中で、私たち家族の心を最も強くつかんだのは、熱海が好きすぎて妖精になってしまった謎のおじさまだった。

こうして今日も、我が家の旅にはあつおが同行している。

参考リンク:あつおの部屋
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

▼あつおのぬいぐるみキーホルダー

▼あつおと一緒に限定ビール

▼あつおに似ている義父にヘアキャップを購入してみたが、よく考えたら不要な毛量であった……。

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